日曜劇場「キャスター」怒涛の最終回!黒幕判明、視聴者「続編希望」の声続々

俳優の阿部寛(60)主演を務めるTBS日曜劇場「キャスター」の最終回が15日に放送され、多くの視聴者の注目を集めました。本作は、民放テレビ局「JBN」の報道番組「ニュースゲート」を舞台に、闇に葬られた真実を追い、悪を裁いていく社会派エンターテインメントとして、その結末に期待が寄せられていました。主演の阿部が型破りなキャスター・進藤壮一を演じ、彼に振り回されながらも奮闘する総合演出・崎久保華を永野芽郁、ジャーナリスト志望の新米AD・本橋悠介を道枝駿佑が演じました。

ついに明かされた43年前の真実と黒幕

最終話では、進藤(阿部寛)の父・哲(山口馬木也)と現JBN会長・国定(高橋英樹)が追っていた43年前の自衛隊輸送機墜落事故の真相が核心に迫りました。進藤は、父の記事が世に出なかった理由を国定に問い詰め、真実を知るために再び事故現場となった洞窟へ向かいます。

日曜劇場「キャスター」で主演を務める阿部寛さん演じる進藤壮一氏日曜劇場「キャスター」で主演を務める阿部寛さん演じる進藤壮一氏

そんな中、週刊誌に「ニュースゲート」にまつわるスキャンダルが報じられ、報道番組への信頼が揺らぎ、JBNは猛批判にさらされます。さらに、物語のキーパーソンであった景山重工会長・景山(石橋蓮司)が内閣官房長官・羽生(北大路欣也)毒殺容疑で逮捕される怒涛の展開に。景山こそが、進藤の父・哲を死に追いやった真の黒幕であったことが明らかになりました。

視聴者からは「素晴らしい」「とんでもない」と絶賛の声

次々と明らかになる新事実と急展開に対し、SNSでは多くの視聴者が反応しました。「素晴らしいドラマに出会えて良かったです!!」「とんでもない最終回だった」「真相に辿り着くまでに新事実や急展開がいくつもあって面白かった」など、物語の完成度と怒涛の展開を絶賛する声が多数寄せられました。特に、複雑に絡み合った伏線が見事に回収された点が高く評価されています。また、高橋英樹演じる国定に対する「英樹は良い奴だったってこと?」といった感想も見られました。

残された謎、続編への期待高まる

一方で、最終盤に寺西拓人演じる謎の男が登場し、進藤の妻・恭子(相築あきこ)襲撃事件の犯人が明確にされないまま、恭子と娘のすみれ(堀越麗禾)を見つめる意味深なシーンで幕を閉じました。この未回収の伏線に対し、「え、ほんとに終わり??」「さすがにこれは続編ないとスッキリしない!!!!」といった、続編制作を期待する声や疑問がSNS上で多く見られました。

「キャスター」最終回は、長年の謎に終止符を打つ一方で、新たな謎を残す形で幕を下ろしました。物語の核心が解き明かされたことへの満足感と、一部残された謎への続編待望論が交錯する、話題のフィナーレとなりました。