遠野なぎこさん消息不明、小原ブラス氏が語る最後の会話と関係者の懸念

タレントの小原ブラス氏(33)が、消息が分からなくなっている俳優の遠野なぎこさん(45)について言及し、波紋を広げています。遠野さんは6月27日を最後にインスタグラムの投稿を停止しており、その安否が懸念されています。小原氏は、遠野さんと最後に会話した時の状況や、一部で報じられた「遠野なぎこさんの自宅で遺体発見」という情報に触れ、連絡を試みるも音信不通が続いている現状を明かしました。

タレント・小原ブラス氏、遠野なぎこさんの現状について話すタレント・小原ブラス氏、遠野なぎこさんの現状について話す

小原ブラス氏が明かす最後の会話と遠野さんの人柄

小原氏は、遠野さんと個人的に親しくしていたことを明かしました。遠野さんがインスタグラムでフォローしている数少ないうちの一人が小原氏であり、普段からLINEでのやり取りや、時には食事を共にするなど交流があったといいます。

最後の会話は6月24日頃だったと振り返る小原氏。その内容は、かつて二人が共演していたフジテレビ系バラエティー番組『アウト×デラックス』の担当者が、オンラインカジノを巡る常習賭博の疑いで警視庁に逮捕されたという情報についてでした。その際、遠野さんは小原氏に対し、「うちらはアウト軍団だけど、社会に迷惑をかけないでおこうね」と話していたといいます。

小原氏は、その時の遠野さんの言葉を思い返し、「今、思うと何かのサインだったのか」「あの時になんか話すこと変わっとったら、なんか違ったんかな」と後悔の念をにじませました。また、小原氏がロシアにいる祖父母を亡くした際には、遠野さんが楽屋に花束を持って訪れ、涙を流しながら心配してくれたというエピソードを披露。「私が今まで会った人の中でもトップ5本の指に入るくらい優しい人なのよ」「寂し過ぎる」と、遠野さんの温かい人柄を語り、現在の状況への強い懸念を示しました。

元所属事務所も連絡取れず、家族ともコンタクト困難

遠野さんの現状について、昨年9月まで所属していた芸能事務所の社長もENCOUNTの取材に応じ、連絡が取れない状態であることを明らかにしています。「私もLINEをして『電話をください』とメッセージを送りましたが、既読になりません。警察からも連絡はありませんし、全く分からない状態です」と、関係者の間でも状況把握が困難であることを語りました。

神奈川・川崎市で生まれ育った遠野さんは、6歳で子役デビュー。幼少期から両親による児童虐待や、両親の離婚後の母親によるネグレクトなど過酷な経験をしてきたことを公言しています。16歳で家出をし、家族とは絶縁状態にあることも語っていました。

それでも、母親が亡くなった際には、当時の社長が遠野さんの家族に連絡を試みたことがあるといいます。しかし、今回の報道を受けて改めて家族へのコンタクトを試みたものの、「お母さまが亡くなったのは数年前ですが、(家族の)番号が変わっているようで電話がつながりませんでした」と、家族とも容易に連絡が取れない状況にあることを明かしました。

都内自宅での「異変」とフリーランスの現状

遠野さんの「異変」が表面化したのは今月4日のことでした。前日3日の夕方、遠野さんが住む都内の自宅マンション前に消防車や救急車が集まり、隊員が窓ガラスを割って室内に入る様子が住民に目撃されていたと報じられています。

遠野さんは昨年9月末で所属事務所を退所した後、一時的に映像会社とマネジメントに関する業務提携を結んでいましたが、今年2月からは完全にフリーランスとして活動していました。このため、今回の事態を受けても、状況を確認したり問い合わせに応じたりする窓口が不明確な状態が続いており、関係者も情報を得られずにいる現状です。

遠野さんの安否に関わる関係者の懸念

今回の小原氏の告白や元所属事務所社長の証言から、俳優・遠野なぎこさんが現在、関係者とも連絡が取れない状況にあり、その安否が強く懸念されていることが分かります。過去の壮絶な経験も公表している遠野さんの状況に、多くの人々が心を痛めており、無事を願う声が上がっています。関係者の間でも情報が錯綜し、明確な連絡先がない中で、状況の把握と安全の確認が待たれる事態となっています。

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