スウェーデン系イギリス人モデルでテレビ司会者として活躍するウルリカ・ジョンソンが、その「激変した見た目」を巡ってSNS上で大きな議論を巻き起こしています。かつてはイギリスの朝の情報番組でお天気キャスターとして国民的な人気を誇った彼女ですが、最近公開されたポッドキャストでの姿が視聴者の間で注目を集めています。
ポッドキャスト出演で「肌が激変」と批判の声
今年の8月に58歳の誕生日を迎えるウルリカ・ジョンソン。彼女が出演したポッドキャスト番組『Untapped』では、自身の禁酒について語る動画が公開されました。しかし、一部の視聴者の関心はトーク内容ではなく、ウルリカの肌の状態に集中したのです。コメント欄には「彼女の肌に何があったの？」「日焼けしすぎ」「老け込んだ」「100歳くらいに見える」といった心ない批判が殺到し、驚きの声が広がりました。
人気お天気キャスター時代のウルリカ・ジョンソン。親しみやすいキャラクターで人気を博した。
ウルリカ本人がSNSで反論「メイクなし、幼少期からの湿疹、そして加齢」
これらの反応を受け、ウルリカは自身のインスタグラムを通じて反論のメッセージを投稿しました。彼女は「ポッドキャスト番組にはノーメイクで出演した」と明かし、長年テレビで濃いメイクをしてきたことや、幼少期から顔や体に湿疹を患っていたため、普段はメイクをあまり好まないことを説明しました。
ポッドキャスト番組出演時のウルリカ・ジョンソン。すっぴんでの登場が視聴者の間で議論を呼んだ。
さらにウルリカは、「かつて朝一番に天気予報ボードの前でみなさんを迎えていた、あのフレッシュな21歳の頃の私のようにはもう見えないはず」と、年齢を重ねた自身の姿を受け入れていることを示唆。「年齢を重ねた顔があなたを不快にさせるのは理解している」としつつも、「でも女性の外見を常にジャッジするのではなく、その言葉に耳を傾けてみて。何か学べることがあるかも」と、外見だけで人を判断する風潮に疑問を投げかけました。
日焼け習慣への言及とファンからの支持
長年の日焼け習慣については「まったく恥ずかしいと思わない」と述べ、身体への影響は「代償を払うことになるのは間違いない」と認めました。しかし、「今ではめったに日光浴はしないし、日焼けマシンも6カ月使っていない」と、現在の生活習慣の変化についても語っています。ウルリカのこの率直な告白に対し、多くのファンからは「自分らしく年齢を受け入れる姿勢がすばらしい」と、称賛の声が寄せられています。
自身のインスタグラムで外見への批判に反論するウルリカ・ジョンソン。加齢と自身の肌の歴史について語った。
今回のウルリカ・ジョンソンの件は、公の場に立つ女性に対する世間の外見への厳しい視線と、それに対する個人の尊厳と自己受容の重要性を改めて浮き彫りにしました。年齢を重ねること、そしてありのままの自分を受け入れるという彼女のメッセージは、多くの人々に共感を呼んでいます。
