2025年12月31日、『第76回NHK紅白歌合戦』にて、松田聖子が5年ぶりに特別なステージに立ち、多くの視聴者の心に深い感動を刻みました。番組の大トリを務めたMrs. GREEN APPLEの歌唱後、松田聖子はメッセージと共に登場し、1980年の紅白初出場時に披露した名曲「青い珊瑚礁〜Blue Lagoon〜」を熱唱しました。この感動的なパフォーマンスは、その背景にある家族の物語とともに、大きな反響を呼びました。
5年ぶりの紅白、NHKの配慮が光る特別なステージ
松田聖子さんは2021年に長女である神田沙也加さん(享年35)を急逝で亡くしており、その年の紅白歌合戦への出場を本番6日前に辞退していました。それ以来、今回の出場まで5年間、紅白のステージから遠ざかっていました。NHKは松田さんの心情に深く配慮し、通常の出演者枠とは別に歌唱の時間を設け、彼女が心置きなく歌える環境を整えたと見られています。
この演出は、紅組、白組それぞれのトリが歌い終えた後に行われたため、放送前にはSNSなどで疑問視する声も一部で見られました。しかし、松田聖子のパフォーマンスは、そうした懸念を払拭し、多くの人々の心を打ちました。
純白のドレスに込められた思いとファンからの共感
今回のステージで松田聖子が着用したのは、純白のドレスでした。これに対し、多くのファンが2011年の紅白歌合戦での共演を思い出しました。当時、松田さんと沙也加さんは「上を向いて歩こう」をデュエットし、その際も二人揃って純白のドレスを身につけていたため、今回の純白のドレス姿は、故・神田沙也加さんを想起させるものとなりました。
純白のドレスで熱唱する松田聖子
パフォーマンスは、従来の「お祭り騒ぎ」のような演出とは異なり、バックバンドやオーケストラもない、極めてシンプルな構成で行われました。松田聖子は、歌詞を慈しむように丁寧に歌い上げ、その歌声は視聴者の心に深く響き渡りました。
紅白歌合戦での松田聖子の写真
視聴者の反応と未来への希望
X(旧Twitter)には、松田聖子さんの歌声に感動する声が多数寄せられました。
《18歳の時に見えていた「あの島」そしていま、彼女の目にはどんな「あの島」が見えているんだろう》といった、彼女の人生に思いを馳せる投稿のほか、
《松田聖子の歌声に神田沙也加を感じてなんか勝手にうるっと来てた》など、沙也加さんを思い出し、涙する視聴者の声も多く見られました。
司会の綾瀬はるかが読み上げた松田聖子からのメッセージには、「新しい年が笑顔と希望に満ちた輝かしい年になりますよう、感謝の気持ちを込めて精いっぱい歌わせていただきます」と綴られていました。このメッセージと、心からの歌声は、多くの視聴者に届き、新年への希望と感動を与えたことは間違いありません。





