奥山和由氏 メリー喜多川氏からの〝圧力〟告白「あれ以来ジャニーズ事務所、出禁的待遇」

奥山和由氏 メリー喜多川氏からの〝圧力〟告白「あれ以来ジャニーズ事務所、出禁的待遇」

ジャニーズ事務所による圧力告白 メリー喜多川氏は、ジャニーズ事務所の性加害問題に関して、「外部専門家による再発防止特別チーム」の記者会見で厳しく批判されました。報告書によれば、「メリー氏はジャニー氏の性加害に対して何の対策もせずに放置し、隠蔽したため被害が拡大した最大の要因である」とされています。この報告書に対し、映画プロデューサーの奥山和由氏はコメントしました。 メリー喜多川氏の役割と責任 2021年に亡くなったメリー氏は、ジャニー氏の実姉であり、ジャニーズ事務所の経営を共同で行っていました。ジャニー氏はステージ上の活動を担当し、一方でメリー氏は経営面を担当していました。そのため、報告書ではメリー氏も名指しで責任を問われています。 奥山和由氏の疑問 奥山氏は「ジャニーズの件に関して、多くの人々が初めて正義の旗を掲げましたが、なぜSMAPの異常なお詫び会見は無視されたのでしょうか。正直、疑問です。それは別の問題ですが、やはり今思い出しても異常でした。大林宣彦監督も同じことを言っていました。『日本の自己制御装置は壊れているのか。それは戦前と驚くほど似ている』と」と投稿しました。 SMAPのお詫び会見の異常性 奥山氏が指しているのは、16年に「SMAP×SMAP」(フジテレビ内)で行われた会見です。この会見では木村拓哉以外のメンバー4人が生放送で謝罪するという前代未聞の出来事がありました。この会見の主導者とされているのがメリー氏です。 ジャニーズ事務所に対する圧力 さらに奥山氏は、「35年前の話です。『226』という映画で、ジャニーズを退所したばかりの本木雅弘を起用しようとしました。その際、メリー喜多川氏から『よく考えて』と言われたため、本木に対して再考を促しました。しかし、メリー氏は『ダメとは言わない、もう一度よく考えて』と返答しました。最終的に、私は本木を起用しましたが、それ以来ジャニーズ事務所からは出禁のような待遇を受けました」と述べました。 日本の映画文化と進化 最後に奥山氏は、「簡単に過去の出来事をなかったことにしてしまう。それが日本ではよく行われます。そして都合の悪い人物を排除しようとします。海外の映画では、過去の出来事を冷静に分析し、なぜそのようなことが起きたのかを探求します。そこに人間の進化を見ることができるのです」と述べました。 東スポWEB ※記事の引用元: https://news.yahoo.co.jp/articles/69e7c6ae4a751337222a326d73a559759cce7220