市川猿之助を松竹が〝切れない〟本当の理由 逮捕Xデーをめぐり攻防も

市川猿之助を松竹が〝切れない〟本当の理由 逮捕Xデーをめぐり攻防も

[ad_1] 市川猿之助  5月18日に起きた歌舞伎俳優・市川猿之助(57)の〝救急搬送事件〟から3週間がたった。当初は6月上旬が逮捕の〝Xデー〟とされていたが、いまのところ動きはなし。ずれ込んだとはいえ、当局はその日に備えて必死に動いている。一方、梨園は猿之助が〝帰ってくる日〟を待ち続けているという――。 【写真】亡くなった父・段四朗さんと同乗する猿之助  先月18日、猿之助は都内の自宅で意識もうろうとした状態で見つかった。一命は取りとめたものの、2階リビングで倒れていた父親の段四郎さんと母親はともに死亡。死因は睡眠薬などの向精神薬中毒とされる。  事件には殺人などを扱う警視庁捜査一課が投入された。自殺ほう助罪で「近く逮捕」とも伝えられたが、警察と検察の間で〝温度差〟が生じているという。  対象が有名人だけに、仮に逮捕、起訴となった場合、絶対に〝失敗〟は許されない。警察の聴取で「私がやりました」と言っても、裁判で翻されたら公判維持ができなくなる。そうなれば「警察、検察ともに軽くクビが飛ぶ」(関係者)。本人の証言以外に、動かぬ証拠が必要なのだ。  ある捜査関係者は「週刊誌のハラスメント報道だけで、〝一家心中〟まで図るのか疑問も残る。両親の死因となった薬物も、致死量と実際に飲んだ数で整合性が取れない。当局は猿之助のマネジャーをはじめ、信頼していた俳優X、歌舞伎関係者などから幅広く事情を聴いている」と語る。  現在、猿之助は救急搬送された病院を退院後、精神科専門病院に転院し、療養しながら警察の事情聴取を受けている。そんな猿之助を〝待つ〟スタンスなのが歌舞伎興行を担う松竹だ。 「猿之助さんは事件後、歌舞伎界への決別も含めて今後を悲観しているといいます。両親が亡くなり、兄弟もいない。そんな猿之助をいま見捨てる姿勢を見せれば、さらに精神的に追い込まれてしまう。同じ澤瀉屋一門でいとこの市川中車さん、中車さんの息子で猿之助さんを慕う〝若手ホープ〟市川團子さんも、復帰を願っています」(梨園関係者)  将来的には團子が5代目・猿之助の名跡を引き継ぐことが既定路線とも言われてきたが、襲名には渦中の猿之助(4代目)の承認が必要という現実的な問題もある。どういう形であれ、戻ってきてもらわないと困るというのだ。 「松竹としてはハラスメントの調査もしなければならない。株主の目もあるので、猿之助さんを突き放すわけにはいかない。性加害問題の対応をミスったジャニーズ事務所を反面教師にして、しかるべきタイミングで調査結果を公表するそうです」(舞台関係者)    捜査は大詰めに入っているが、どのような結末を迎えるのか。 東スポWEB [ad_2] Source link