日航機、北九州空港に代替着陸 福岡空港の門限に間に合わず初

日航機、北九州空港に代替着陸 福岡空港の門限に間に合わず初

[ad_1] 福岡空港=福岡市博多区で2022年12月26日午後2時52分、本社ヘリから矢頭智剛撮影  日本航空の羽田発福岡行きの便が11日夜、出発の遅れで福岡空港(福岡市)に着陸可能な午後10時までに間に合わず、同じ福岡県内にある北九州空港(北九州市、同県苅田町)に目的地を変更して着陸した。住宅街に近接する福岡空港は騒音対策で、午前7時~午後10時以外の離着陸を原則認めていない。福岡の「門限」を理由にした、日航便の北九州へのダイバート(代替着陸)は初という。  日航によると、ダイバートしたのは羽田発福岡行き331便(乗客280人)。出発時刻は午後6時45分の予定だったが、使用機の変更で午後9時41分と約3時間遅れた。福岡の到着予定時刻は午後8時35分だったが、目的地を北九州に変更して約2時間45分後の午後11時18分に到着した。  同社は帰れない乗客のため、北九州市内のホテルを手配したほか、バス5台を用意。乗客の希望に応じ、福岡市内まで送ったという。  乗客だった医師の男性(41)=福岡市=によると、北九州に到着後、用意されたバスに乗り、翌12日午前1時前に福岡・天神に到着した。男性は「月曜の朝から仕事なので、朝一番の移動では間に合わないところだった」とほっとした様子。「今後もこういう運用を続けてほしい」と話した。  福岡空港を巡っては、2月にも日航機の着陸が午後10時に間に合わず、翌日未明に羽田までUターンする事案が発生。県や北九州市、航空会社などの関係機関が北九州でのダイバートの受け入れを検討していた。【平川昌範】 [ad_2] Source link