本格的な夏到来前に「熱中症にならない体作り」を!”暑熱順化”の方法と、ペットボトルを利用した注目の「AVA血管」冷却

本格的な夏到来前に「熱中症にならない体作り」を!”暑熱順化”の方法と、ペットボトルを利用した注目の「AVA血管」冷却

[ad_1] (C)FNNプライムオンライン 気温とともに“湿度”が上昇する中、熱中症とみられる症状で病院に搬送されるケースが増えている。 【画像】熱中症になってしまったら冷やしたい体の部位はここ! 総務省消防庁によると、今年5月の熱中症での救急搬送人数は、去年同月を上回った。 本格的な暑さが到来する前に、我々はどういった準備をすれば良いのか。 今やるべき「体質づくり」と外出時の熱中症対策について、埼玉慈恵病院の藤永剛副院長に聞いた。 高い“湿度”に要注意 ーー熱中症の一番の要因は? 熱中症は、同じ気温でも「湿度」が高いか、低いかによって救急車の搬送台数が違います。 湿度が高いと熱が体にこもってしまうため熱中症になる方が増えるんです。 なんで湿度が高いと熱中症が多くなるかというと、汗を上手に蒸発させられないからです。 体が熱くなると、熱を下げるために汗が出ますが、その汗が乾くときにはじめて熱が下がります。 汗の役目はそこにあるのですが、湿度が高く空気がジメジメしていると、洗濯物が乾きにくいのと一緒で、汗も蒸発しにくくなります。 つまり、湿度によって汗が蒸発しにくいから、「熱を下げる作用」が十分に働かなくなってしまい、それで熱が体内にこもりやすくなってしまいます。   ーー今年の熱中症患者の増え方は例年に比べてどう? 出だしが早かったのと、総務省消防庁の統計によると、今年5月の熱中症での救急搬送の人数は、前年同月を上回っています。 5月1日~28日のデータで、去年は1948人だったのに対して、今年は3441人です。 今年はこれから梅雨入りするのでどうなるかわかりませんが、増え続ける可能性はあります。 …