杉本彩さん「極悪非道」と非難 フレンチブルドッグなど無免許、無麻酔で帝王切開 被告「罪にならないと」【長野発】

杉本彩さん「極悪非道」と非難 フレンチブルドッグなど無免許、無麻酔で帝王切開 被告「罪にならないと」【長野発】

[ad_1] FNNプライムオンライン 獣医師の免許がないのに麻酔なしで犬を帝王切開したなどとして動物愛護法違反などの罪に問われている元犬販売業者代表に対する第5回公判が6月21日、長野地方裁判所松本支部で開かれた。被告人質問では「自分の持ち物である犬を帝王切開しても罪にならないと思った」などと話した。公判を傍聴した動物環境・福祉協会Eva・杉本彩理事長は「全く反省の気持ちがなく、極悪非道」と被告を強く非難した。 【画像】杉本彩さん「実刑以外ありえない」と訴える 「鎮痛剤を麻酔という認識で」 動物愛護法違反(殺傷・虐待)などの罪に問われているのは松本市の元犬販売業者代表・百瀬耕二被告(62)。 起訴状によると、被告は2021年8月、獣医師の免許がないのにフレンチブルドッグ4匹とパグ1匹の計5匹を麻酔せずに帝王切開しみだりに傷つけたなどとされている。 21日の被告人質問。弁護側から起訴内容で違う部分があるかと問われた被告は次のように答え、一部を否認した。 (百瀬耕二被告 被告人質問) 「麻酔せずに」というところと「みだりに傷つけた」というところが違う。付き合いのあった獣医から手に入れた鎮痛剤は使っていた。当時は区別ができず麻酔という認識で使っていた 「犬は自分の持ち物、罪にならないと」 被告は獣医師の免許を持っていなかったが、2000年ごろから自ら帝王切開をするようになったという。 その理由は―。 (百瀬耕二被告 被告人質問) 24時間対応してくれる獣医を見つけられなかった。自分の持ち物である犬を帝王切開しても罪にならないと思っていた 「俺、動物好きなんですよ」 検察から「手術費用を浮かせるために自ら執刀していたのでは」と問われると、やや語気を強めて次のように述べた。 (百瀬耕二被告 被告人質問) 信じてもらえないと思うんですけど、俺、動物好きなんですよ。自分で助けたいという思いの方がはるかに強かったですね また、鎮痛剤を入手したのは2014年が最後で、検察から「8年も前の薬の使用期限や効果を考えなかったのか」と聞かれると、被告は「犬が死んだりしていたら考えたと思いますが、大丈夫だからいいと思った」などと話していた。 …