海辺の町に東京ドーム4個分の“水没ペンション” 「ヘドロのような臭い」悪臭被害も…元リゾート地に何が?

海辺の町に東京ドーム4個分の“水没ペンション” 「ヘドロのような臭い」悪臭被害も…元リゾート地に何が?

[ad_1] (FNNプライムオンライン) 岡山・瀬戸内市にある牛窓地区。 空と海が織りなす美しい風景から“日本のエーゲ海”と称されている。 【画像13枚】水没したゴルフ練習場、車…元リゾート地の今を見る その小さな海辺の町を歩いていると、突如、奇妙な光景が現れる。 並んでいるのは、水没した三角形の建物。 茶色く濁った水に浸かり、周りを枯れた木々が囲んでいる。 建物は一棟だけではなく何棟も立ち並び、さらに緑色のゴルフ練習場らしき建物も水に沈み、完全に廃墟と化している。 さらに別の場所では、水没した木の上に鳥の巣が作られ、すぐそばには標識も水に浸かっている。 水没していたのはペンション 6棟並んで建てられた三角形の建物の正体は、宿泊施設。 海に面した場所には、管理棟のようなひときわ大きな建物があり、すぐそばには1台の車が水に沈んでいた。 東京ドーム約4個分に及ぶ敷地のほぼ全てが水没したこのエリアは、かつてはリゾート地だったという。 1980年に撮影された航空写真を見ると、テニスコートや10数棟のロッジがあった。 しかし、2016年になると完全に水没し、“水没ペンション村”と呼ばれるようになったという。 一体、何があったのだろうか。 リゾート開発進めた会社が廃業 海のすぐ近くにあるこの場所で、古くから塩の製造を行ってきた会社が、1980年頃からリゾート地として開発を進めたものの、その後廃業。 このエリアは海面より低い場所にあるが、市によると、2004年の台風で排水施設が破損し、雨水が捌けずに水没してしまったという。 …