藤井聡太竜王が56手目を封じる 渡辺明名人との注目の第5局はほぼ互角で2日目へ 解説者は「本局で一番難しい局面」/将棋・名人戦七番勝負

藤井聡太竜王が56手目を封じる 渡辺明名人との注目の第5局はほぼ互角で2日目へ 解説者は「本局で一番難しい局面」/将棋・名人戦七番勝負

[ad_1] 藤井聡太竜王(左)と立会人の田中寅彦九段(右手前)、渡辺明名人(右)  将棋の渡辺明名人(39)に藤井聡太竜王(王位、叡王、棋王、王将、棋聖、20)が挑戦する第81期名人戦七番勝負が5月31日、長野県高山村の「緑霞山宿 藤井荘」で第5局が行われ、藤井竜王が56手目を封じて指し掛けとした。あす6月1日午前9時頃に封じ手が開封され、対局が再開される。 【映像】渡辺名人VS藤井竜王 第5局封じ手の様子  4連覇を目指す渡辺名人に最年少名人と七冠獲得を目指す藤井竜王が激突する今季のシリーズは、名人の1勝、挑戦者の3勝で推移している。第5局は、渡辺名人の「矢倉」対藤井竜王の「雁木」の構えに。慎重な駒組みから、渡辺名人が陣形に工夫を見せ定跡形から外れた。力戦から、封じ手の時間が見えてくる夕刻に渡辺名人が桂馬を跳ねる決断。ABEMAで解説を務めた阿部健治郎七段(34)は「相当な勝負所。本局で一番難しい局面」とコメントしていた。  午後6時30分に立会人の田中寅彦九段(66)が封じ手の定刻を迎えたことを告げると、手番の藤井竜王はそこから5分の考慮の後、封じる意思を示して指し掛けとした。封じ手時点で形勢に大きな差はなく、ABEMAの「SHOGI AI」はほぼ互角の数字を示している。あす2日目には激しい戦いが見込まれており、さらに大きな注目を集めることになりそうだ。  第5局2日目は、6月1日午前9時頃に再開が予定されている。持ち時間は各9時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。 【封じ手時点での残り持ち時間】 渡辺明名人 5時間8分(消費3時間52分) 藤井聡太竜王 4時間48分(消費4時間12分) (ABEMA/将棋チャンネルより) [ad_2] Source link