“胸キュン”だけじゃなかった…“ドロドロした人間関係”が描かれていた『りぼん』黄金期の名作たち

“胸キュン”だけじゃなかった…“ドロドロした人間関係”が描かれていた『りぼん』黄金期の名作たち

[ad_1] 『ママレード・ボーイ』アニバーサリーDVD-BOX(東映アニメーション)  少女漫画雑誌として、小・中学生を中心に人気を博している『りぼん』(集英社)。今も昔も日本の少女漫画界を牽引する本誌には、可愛い作画で思わず胸キュンしてしまう少女漫画が目白押しだ。 ■【画像】当時と変わらず!? 40周年を迎えた『ときめきトゥナイト』 “蘭世と真壁くん”のその後の姿■  しかし、そんな『りぼん』には、実は“複雑な人間関係”を描いた作品も多数ある。当時、子どもながらに衝撃を受け、ドキドキしながら作品を読み進めていたという“りぼんっ子”も多いだろう。そこで今回は、『りぼん』で連載されていた“ドロドロした人間関係”を描いた名作たちに焦点を当ててご紹介しよう。 ■複雑に絡みあった人間関係…! 一条ゆかり『デザイナー』『砂の城』  1974年に連載が開始された『デザイナー』は、『りぼん』黄金期を支えた漫画家のひとり、一条ゆかり氏の名作だ。  ある日、自分を捨てた母親と思いもよらぬ再会を果たした主人公・亜美。そこから彼女の運命の歯車が狂い始めていく……というストーリーで、亜美を取り巻く複雑な人間関係を含め、まるで“昼ドラ”さながらの愛憎劇となっていた。  亜美は不慮の事故によりモデルという夢を絶たれてしまうのだが、それでも決して折れない強い姿に勇気づけられた読者も多く、その大人びた物語が“りぼんっ子”たちだけでなく大人の女性たちにも刺さり大人気に。  そんな『デザイナー』は時を経て、2005年にTBS系列の「ドラマ30(昼ドラ)」で実写ドラマ化を果たしている。松本莉緒さんが亜美役を、亜美のライバル・鳳麗香役には国生さゆりさんが起用されるなど、豪華なキャストも話題となった。  ほかにも“ドロドロした人間関係”といえば、1977年から連載された『砂の城』も有名だ。フランスが舞台で、裕福な家の一人娘、ナタリー・ロームと兄妹同然に育ったフランシス・ドベルジュとの数奇な運命が描かれている。愛した男性とその息子を巻き込む、これまた“昼ドラ”的展開……。  “可愛い=少女漫画”という概念からかけ離れた、“愛憎劇”の名作が多い一条氏の作品たち。波乱の展開をおそるおそる見守りながら読んでいた“りぼんっ子”も多いだろう。 [ad_2] Source link