「パスワードを変更され勝手に注文」 “遠隔操作アプリ”による詐欺被害が増加 被害者が語る巧妙な手口とは?【わかるまで解説】

「パスワードを変更され勝手に注文」 “遠隔操作アプリ”による詐欺被害が増加 被害者が語る巧妙な手口とは?【わかるまで解説】

[ad_1] FNNプライムオンライン 自分のスマートフォンやパソコンに第三者が接続し、両者が画面を共有して遠隔操作を可能にするという“遠隔操作アプリ”。 【画像】どんなことが起きるの?実例を詳しくみる 今、このアプリを悪用した詐欺が増えているといいます。 「よくわからないアプリを指示されるまま入れるのはとにかくやめましょう」と国民生活センターも注意を呼びかけている、“遠隔操作アプリ”を悪用した詐欺。 「めざまし8」は、実際にパソコンを遠隔操作され、危うく詐欺被害に遭いそうになったという50代主婦の女性を取材しました。 サポートセンターに電話したと思ったら…巧妙な手口 詐欺被害に遭いそうになった50代女性: (パソコンで)二ュースをちょっと見て、その下に“おすすめ”みたいなものが出てくるじゃないですか。あれをクリックしたら警告ですっていうような、赤いWARNINGみたいな感じの表示と音が出たんですよ。 下にサポートセンターに電話してくださいみたいな感じで出たので、電話しちゃったんです。事前にソフトウェアをインストールしたばっかりだったんですよ、詐欺対策の。それで出た表示がこの電話番号なんだと思い込んでたんで、信じちゃったんですよね。 女性が表示されたサポートセンターの電話番号に電話をかけると、担当者と名乗る人物から修理のために遠隔操作用のアプリをインストールするように促されたといいます。 指定されたアプリをインストールすると、「修理代金は2万円です」と料金を請求されました。その際に通販サイトのログインパスワードを聞かれましたが、女性は不振に思い「忘れた」と嘘をついたといいます。 すると、今度は勝手に通販サイトのパスワードを変更し、電子マネー2万円分を購入されたので、女性は怖くなってパソコンの電源を落としました。 詐欺被害に遭いそうになった50代女性: パスワードを変更されて、勝手に注文されて「何で?」って思ったら、遠隔操作で2万円取られたと気づいて。 その後、注文をキャンセルしようと再びパソコンの電源を入れると、またも遠隔操作され、キャンセルされないように注文履歴を消されてしまいました。 女性は夫に相談し、警察に通報。警察が通販サイトと、クレジット会社に連絡し、なんとかキャンセルすることができたといいます。 信じ込ませるための手口だったのか、遠隔操作中に「パソコンにハッカーがいる、彼はすべてのデーターを盗む」「修理代 2man」など書かれた奇妙なメモ帳を表示させ、さらに担当者を名乗る人物が、「この男がハッカーです」と画像を表示させたといいます。 しかし、この画像は番組が調べたところ、映画に出てくるワンシーンのきりとり画像でした。 …