長野4人殺害、全員が即死状態…警察官1人は銃撃後の刺し傷が致命傷になったか

長野4人殺害、全員が即死状態…警察官1人は銃撃後の刺し傷が致命傷になったか

[ad_1] 猟銃発砲・立てこもり事件の現場周辺で行われる現場検証(27日午前10時46分、読売ヘリから)  長野県中野市江部で4人が刃物や猟銃で殺害された事件で、県警は29日、パトカーで駆けつけた警察官の1人が、撃たれた後に刃物で刺されていたと発表した。司法解剖の結果、4人はいずれも失血死で、全員が即死状態だった。県警は、遺体の状況から青木政憲容疑者(31)が確実に4人を殺害しようとしたとみて、調べている。 【写真】10年ほど前の青木政憲容疑者 (写真:読売新聞)  死亡したのは、中野市江部の竹内靖子さん(70)と村上幸枝さん(66)、中野署地域課の巡査部長・池内卓夫さん(61)と警部補・玉井良樹さん(46)の4人。県警は玉井さんを警視に、池内さんを警部に、それぞれ昇任させた。  県警によると、青木容疑者は25日午後4時20分過ぎ、散歩中だった竹内さんと村上さんを自宅前で待ち構え、刃物で襲った後、パトカーの池内さんと玉井さんに猟銃で発砲した。  捜査関係者によると、ドライブレコーダーの映像などから、撃たれたのは運転席の池内さん、助手席の玉井さんの順だった。池内さんの胸には銃弾が貫通した痕があり、殺傷能力の高い「スラッグ弾」が使われた可能性があるという。  玉井さんの体には銃痕だけでなく、刃物による複数の刺し傷も確認され、県警は刺し傷が致命傷になったとみている。青木容疑者の自宅敷地内からは、凶器に使われたとみられる猟銃を含む4丁の銃と、3人を刺すのに使ったとみられるナイフ1本が押収された。  竹内さんと村上さんの遺体には、それぞれ複数の刺し傷があり、捜査関係者によると、2人の胸に確認された刺し傷は背中近くに達するほど深かった。  事件当時、現場付近では台車を押す青木容疑者が目撃されていた。台車には血痕があり、県警は、青木容疑者が事件を隠すため、竹内さんを台車で自宅裏側の庭に運んだほか、約150メートル離れた畑近くで刺した村上さんも移動させようとしたとみている。  29日には、村上さんと玉井さんの葬儀がそれぞれ行われた。 [ad_2] Source link