静岡県が会見で「嘘を発信」…「山梨の地下水も静岡の水」とする謎主張に県や周辺を巻き込む!怒る山梨県知事に川勝知事「これは山梨の誤解」

静岡県が会見で「嘘を発信」…「山梨の地下水も静岡の水」とする謎主張に県や周辺を巻き込む!怒る山梨県知事に川勝知事「これは山梨の誤解」

[ad_1] AdobeStock  混迷を極めるリニア中央新幹線工事の静岡工区。作家の小倉健一氏がその問題を紐(ひも)解く――。 川勝知事による礼節を欠いた妨害  リニア中央新幹線のボーリング調査をめぐって、静岡県がJR東海に対し、山梨県側の区間を掘削しないよう文書で求め、山梨県の長崎幸太郎知事が不快感を示していた問題で、静岡県の川勝平太知事は「1月にJRに提出した文書と同じような内容だったため、相談する必要がないと思った。礼節を欠いた対応だった」と釈明した。  リニア新幹線の静岡工区では、静岡県による工事着工の妨害が続いていて、2027年となっていた開業予定の大幅な後ろ倒しが続いてる。計画は、静岡県による妨害で、少なくともすでに3年遅れていて、このままでは、5年、10年という単位での開業の遅れが危ぶまれている。  そんな中、問題になっている静岡工区とは関係のない山梨県側の工事にまで妨害工作を行う様は、まさに異例中の異例といえるだろう。今回は、出席した記者たちの怒りも伝わってくる記者会見を振り返りながら、川勝知事による礼節を欠いた妨害工作の一部始終を明らかにしていこう。 川勝知事の非合理的な主張  世間にも問題が知れ渡りつつあるので、簡単にではあるが、記者会見がどのようなことを背景に実施されたかをおさらいしていこう。  2017年ごろの話になるが、リニア中央新幹線の建設工事を着工するにあたって、大井川(静岡県)に流れる水の量に影響を与えるのではないかと懸念があった。川勝知事は「全量を戻すと明言していない(トンネル湧水をすべて大井川に戻せ)」とこれまでの大筋合意(JR東海が責任をもって水量が減った分を戻す)をひっくり返してしまった。川勝知事は「大井川の『命の水』だ」「一滴も譲らない」などと意味不明な主張をこれまで続けている。  川勝知事の主張をわかりやすく言えば、トンネル工事で出た水は、例えば、どこからかもってきてはダメで、出た水そのものを全部すくい上げて大井川に戻せということだ。水は水であって、大井川水量に懸念があれば、大井川で減った分戻せばいいのは自明だが、川勝知事はトンネル工事で出た水は全てすくい上げろというのである。  まことに合理性を欠いた話ではあるが、民間業者であるJR東海は、静岡県の妨害工作でしかない要求をのんだ。しかし、それだけでは終わらなかった。 [ad_2] Source link