10m先に迷彩服男、パトカーに向け銃構え…「慌てて車で逃げた」「最初は空気銃かと」住民ら恐怖

10m先に迷彩服男、パトカーに向け銃構え…「慌てて車で逃げた」「最初は空気銃かと」住民ら恐怖

[ad_1] 厳重な装備で現場周辺に集まる警察官(25日午後7時46分、長野県中野市で)  静かな農村地域に現れた迷彩服姿の男が、女性を刃物で刺し、駆けつけた警察官2人を猟銃のようなもので撃った。長野県中野市で25日午後に起きた事件は3人が死亡する惨事となった。県警によると、男は中野市議会の青木正道議長(57)の息子とみられ、銃を持ったまま議長宅に籠城。夜には議長の妻ら女性2人が議長宅から逃げ出して保護されたが、県警が近隣住民に避難を促すなど厳戒態勢が続いている。 【写真】警察署に入る青木政憲容疑者(26日)  近くの60歳代男性が午後4時半頃、畑で作業をしていたところに、近所の男性が駆け込んできた。「女性が助けを求めている」。詳しい状況は分からなかったが、まず119番して別の畑に向かうと、刃物で刺されたとみられる女性があおむけに倒れていた。救急隊の指示に従って必死に蘇生を試みたが、背中が血まみれだったという。 現場周辺の道路を通行止めにして警戒に当たる警察官(25日午後6時43分、長野県中野市で)=金沢ひなた撮影  その後、パトカーが現場に到着し、安堵(あんど)したのもつかの間、銃のようなものを持ち、目の血走った男が現れた。男性が逃げる最中に「バーン、バーン」と2発の銃声が聞こえたという。  男性は無事だったが、「最初は空気銃で威嚇しているだけだと思ったが、銃声で本物だと気づいた」と信じられないという表情で語った。  現場を車で通りかかった70歳代の男性は、女性が畑に倒れているのを見て「様子がおかしい」と思い、近くの駐車場に車を止めた。  すると、10メートルも離れていない路上に迷彩服の男が銃を持って現れた。「こんなところで鳥を撃つ人はいないだろう」と不思議に思っていたら、やってきたパトカーの運転席に向けて、男が銃を構えたのが見えた。男性は慌てて車で逃げたといい、「巻き込まれていたかと思うと怖い」とうわずった声で話した。 (写真:読売新聞)  青木議長の息子とみられる男が立てこもった議長宅からは夜間も、複数回の銃声が響いた。現場は静かな農村地域だ。近くに住む男性(82)は午後4~5時頃、パトカーのサイレンや外出しないよう呼びかける放送を聞いた。それから夜まで家に籠もっているといい、「こんな田舎で物騒な事件が起きるとは思わなかった。とても怖い。容疑者が早く捕まってほしいし、動機を知りたい」と声を震わせた。 [ad_2] Source link