【北京=三塚聖平】中国外務省の華春瑩(か・しゅんえい)報道官は15日の記者会見で、英政府が第5世代(5G)移動通信システムで中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)製品を排除するとの方針を発表したことについて、「中国は強く反対する」と表明した。華氏は「誤った決定で中国企業の利益を深刻に損ない、中英協力における相互信頼の基礎に重大な打撃を与えた」と英側を非難した。
華氏は「中国はこの件について全面的に厳格な評価を行い、一切の必要な手段を講じて中国企業の正当で合法的な権益を守る」との方針を示した。