米西部コロラド州デンバー中心部で10日、政治集会を開いていた右派と左派のグループが衝突して発砲事件に発展し、男性1人が死亡した。
警察は地元テレビ局が契約していた民間警備員の男を拘束。殺人事件として捜査している。米メディアが伝えた。
11月に米大統領選を控え、米国各地では左右両派の衝突が頻発するなど緊張が高まっている。
報道によると、事件があったのは午後3時半すぎ。両グループ間で激しい口論となり、被害者の男性が催涙スプレーを吹き掛けた直後、銃で撃たれたとみられる。
テレビ局はデモ取材時の安全確保のため民間警備員を雇っていた。(共同)