大統領選前の最後の大イベントがいよいよ間近に迫っている。WTO局長選だ。早ければ来週の28日にも選出されるという。水面下ではすでに協議が進行していて、現状ではナイジェリア候補が圧勝するものとみられる。アフリカ全土や日本、中国、EUなどの支持を全面的に取り付けているからだ。一部の東欧諸国や南米、アジアなどは分からない。米国が抵抗すれば大統領選の後までもつれ込む可能性はある。
[記者手帳]来週WTO事務局長選の手続き終了…韓国政府、ユ候補者の支援に総力
10/24(土) 9:09配信 ハンギョレ新聞
早ければ28日、WTO事務局長を選出
世界貿易機関(WTO)の次期事務局長選の出手続きがほぼ終わりに近づき、最終ラウンドの勝者の発表が迫っている。164の加盟国との最終的な協議手続きは、WTOの一般理事会(スイス・ジュネーブ)で27日に終了する。ユ・ミョンヒ通商交渉本部長(53)とナイジェリアのヌゴジ・オコンジョイウェアラ元財務長官(66・元世界銀行副総裁)のうち、誰が事務局長に選ばれるかは、早ければ28日にも発表される。遅くとも11月7日までには確定する見込みだ。
どちらかが圧倒的な支持を受けたなら、直ちに次期事務局長に指名される。その著しい差を根拠に他の候補を支持した国まで再び説得し、コンセンサス(満場一致)で選ぶ。支持率がほぼ同じで接戦の場合は、もう少し時間がかかる可能性もある。すなわち、欧州連合や米国、中国など通商大国が水面下で追加協議を行うものと予想される。予備選出者を出したとしても、貿易大国のなかで選出者が気に入らないとして激しく反対する国があれば、表決を取ることになる。しかし、WTO(1995年発足)で表決を取った事例は、前身のGATT(関税および貿易に関する一般協定、1947年創設)体制まで含め、約70年間一度もなかった。強大国といえども、このような伝統を壊してまで反対するのは難しい。
最新の動向を踏まえ、韓国政府内外では米大統領選挙(11月3日)以前に発表される公算が大きいと見ている。経済分野の高官は「米国が影響力を行使したとしても(大統領選挙と関係なく)今のドナルド・トランプ政権が決定する可能性が高い」と述べた。米国は対外的にこれまで“中立”の態度を貫いている。米国は、前任の事務局長が任期を1年残して辞任する事態に至るほど、同機関が無気力に漂流していることにかなりの責任を持つ国であるため、今回の決定にこれといった権力を行使しない可能性もある。実際、事務局長選出の行方を左右する強大な影響力を持っているのは、同機関の発足時から率いている欧州連合(EU、27カ国)だ。欧州連合は共同で支持候補を提示する予定だが、「今回はアフリカの番」という雰囲気がある一方、一部の国はユ候補への支持を表明しており、意見が分かれているものとみられる。
今回の選挙戦では、人物よりも地域的・歴史的に近い候補に票を入れる「地域・縁故主義」が強く現れている。164の加盟国はアフリカ44カ国、欧州37カ国、アジア太平洋49カ国、中南米31カ国、北米3カ国だ。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は今週だけで、インド、デンマーク、ルクセンブルク、イタリア、エジプト、オーストラリア、ブラジル、マレーシアなど10カ国の首脳と電話会談し、ユ・ミョンヒ本部長の支援に総力を挙げた。中国、日本、アフリカはナイジェリア候補の支持をすでに表明しているため、韓国に友好的な南米や欧州、アジア諸国を説得・交渉する戦略だ。通商分野の高官は「今は貿易・通商事案を越え、韓国とナイジェリアで国のプライドがかかった外交イシューとなっている」と述べた。
・・・
米国もさほど関心は持っていない様子
来週決まるんですか?早いですね!
WTO局長選というのは原則加盟国の協議で決めるからな。各国とも対立をしないという前提で1人の人物に意見を集約する。ところが今は時期が時期なだけに先行きは不透明だ。
でも、ナイジェリア候補は79カ国も支持してるし、中国も日本も支持してるなら、圧倒的な差を付けると思います!
ナイジェリアに強硬に反対するモチベーションがあるとすれば米国だね。親中と言われているがゆえに何らかの反対の意思を示さないことには大統領選に向けた強硬姿勢が演出できない。だが米国はWTOにさほど関心を持っていない可能性もある。
少し前に、アメリカは韓国支持だっていう記事が出てたんですけど、ウソだと思いたいです。
うむ。その記事は認識しているがワオコリアだったから保留にしていた。今読むと”傾いている”程度の温度感ならば大したことないように見える。
米国がWTO事務局長選で「兪明希を支持」=米メディア
10/21(水) 17:14配信 WoW!Korea
来月初めの世界貿易機構(WTO)事務局長選挙を目前に控え、米国が韓国のユ・ミョンヒ(兪明希)通商交渉本部長を支持すると、米国のブルームバーグ通信が20日(現地時間)報道した。
この報道によると、米国はユ本部長を、EU27か国はナイジェリアのヌコジ・オコンジョイウェアラ元財務相を支持している。EUは21日に公式支持宣言をする方案も検討しているとされている。
オコンジョイウェアラ元財務相は、EU以外にもアフリカ連合(AU)55の加盟国と西アフリカ国家経済共同体(ECOWAS)、カリブ海の国々からも強い支持を受けている。これらの支持が有効なら、ナイジェリアがアフリカ大陸の票を全て獲得するものとみられると、ブルームバーグ通信は伝えた。
一方 米国は、ユ本部長のほうに傾いている。消息筋によると、ロバート・ライトハイザー米国通商代表は、オコンジョイウェアラ元財務相がロバート・ゼーリック元世界銀行総裁など、国際貿易論者たちとかなり近いという点を憂慮している。
WTO懐疑論者であるライトハイザー代表は、ユ本部長のように技術官僚的な候補者を好んでいると伝えられている。米国ではユ本部長について、25年間 中国・EU・米国と2国間協定を締結させ、韓国の貿易網を拡げた候補者として評価している。
・・・
報道だけなら、分からないですよね?
韓国唯一の同盟国という立場上こうした報道をしておいて、だが実際にはWTOは重視しないから他の国に判断を委ねるという二重基準的な方法を取ってる可能性はあるね。そうしないと局長選が大統領選に重なってひどいことになるからな。
確かに・・・。遅くとも11月7日までというのが、気になったんです。
大統領選の後にまでもつれ込む可能性を示唆するものだね。韓国は大統領選前には決まるだろうと思っているし、世界中の大半がそう思うだろう。だが何事も予想通りに進むと思わない方がいい。
中国が明確にナイジェリア支持を打ち出したのは大きい
中国が明確にナイジェリア支持を打ち出したのは目に見える変化だ。これを受けて韓国は残された各国に電話攻勢をかけているが、どれも対中ではそこまで仲良くなさそうな国ばかりだ。
インド、デンマーク、ルクセンブルク、イタリア、エジプト、オーストラリア、ブラジル、マレーシアなど10カ国
他の記事だと、スリランカ、グアテマラ、カザフスタン、チリにも電話したみたいです!やっぱり、南米が多いですね・・・。
インドやマレーシアなどの対中強硬姿勢を取れるアジア諸国、一部の欧州、それから南米が韓国の牙城ということになるね。こうして国名リストが出る時点で劣勢であることは明確だ。韓国の勝ち目はほぼなくなったと言っていいだろう。
ネットユーザーの反応です!
・アフリカの候補は親中でも、韓国の候補には反対しないといけません
・国際機関のトップは、世界全体を考える必要があります
・正常化と復元のためには、韓国人事務局長を選んではいけません
・WTOの事務局長になれば、日本の輸出管理強化はどうにかなると思っています
・国連機関のトップは、途上国から出すというのが慣例です。韓国は途上国なんですか?
・国際機関の私物化をもくろむ候補は、必要ありません
・韓国人事務局長は誕生しないと思います
米国の動きを話している人はいないようだね。韓国が途上国だと考えるのはむしろ日本位のものだろうから、逆に最初から局長選に出る資格がなかったと言える。
皮肉ですよね!韓国は、もし北朝鮮の一部になれば、逆に出られると思います。
まず北朝鮮を加盟させないといけないがな。中国も今は北朝鮮を全面支援する方針のようだし、中国の後ろ盾を失った韓国には何の価値もないと言える。日本と中国を敵に回した時点で勝ち目ゼロだよ。
万が一決選投票にまでもつれ込めば大きな禍根を残す
現状では大統領選前に満場一致で決められる可能性が高まっているが、万が一投票での決定となれば大統領選と同じかそれ以上に禍根を残すことになるかもね。そうならずに韓国が大人しく敗北を受け入れることを願うよ。
韓国の意地悪クラブを、やっつけたいです!ナイジェリアの候補を、支持します!
韓国の皆さん、愛国心を発揮するのはやめましょう!現実に目を向けてください!
日本は関係ない!併合おめでとう!韓国さようなら!