ハロウィーン本番を迎えた31日、例年、仮装した人たちでにぎわう東京・渋谷は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、区が来訪自粛を呼び掛けていることもあり、夜になってからも仮装して訪れる人はまばらだった。
それでも仮装して来る人の中では、アニメ「鬼滅の刃」が人気だった。黒と緑の市松模様の羽織姿で主人公・竈門炭治郎に扮(ふん)した新宿区の中学2年生女子(13)は「楽しいです」と笑顔。他の“炭治郎”たちと「ハッピーハロウィーン」と交流していた。周囲からは「たっ、たっ、炭治郎! たったっ炭治郎!」のコールも上がった。
フェースシールドを着用した上にかぶり物をするなど、感染対策を施して仮装する人もいた。