【ソウル共同】韓国大統領府は23日、南官杓・駐日大使を近く交代させ、超党派の韓日議員連盟の姜昌一前会長(68)を後任に充てる人事を内定した。姜氏は5月まで与党「共に民主党」所属の元国会議員で「日本通」としても知られる。日韓関係悪化が続く中、韓国大統領府関係者は「関係を改善するとの文在寅大統領の意志が反映された人事だ」と説明した。
姜氏は1952年に韓国南部の済州島で生まれた。東大で博士号を取得するなど日本留学経験もある。2004年以降、国会議員に4回当選し、17年から今年まで韓日議連の会長を務めた。