中国恒大の創業者が香港の自宅を抵当に入れ、金融機関から借入金を引き出したことが分かった。金額にして44億円分の香港ドルだ。それを29日に猶予期限が切れる社債の利払いに充填したわけだ。綱渡りのデフォルト危機は来月以降も続く。
邸宅抵当で44億円借り入れ 恒大トップ、香港紙報道
【上海共同】香港紙、信報は28日、巨額の債務を抱え経営危機に陥った中国不動産大手、中国恒大集団のトップ、許家印主席が香港に所有する邸宅を抵当に入れたと伝えた。これに伴う金融機関からの借入金は最大3億香港ドル(約44億円)に上ると推定され、債務の返済に充てるとみられる。
邸宅は香港島の山の中腹にある高級住宅街に位置し、許氏が以前妻と一緒に住んでいた。市場価格は約7億香港ドルで、今月19日に抵当に入れたという。
米ブルームバーグ通信は28日までに、中国当局が恒大の経営危機回避に向け許氏に対し個人の資産を投じるよう求めたと報じていた。
学びがある! 8
分かりやすい! 15
新しい視点! 13
中国恒大、利払い実施 デフォルト回避も綱渡り続く 米メディア
10/29(金) 6:27配信 時事通信
【ニューヨーク時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は28日、経営危機に陥っている中国不動産開発大手の中国恒大集団が、29日に支払い猶予期限を迎えるドル建て社債の利払いを実施したと報じた。
社債保有者の話として伝えた。デフォルト(債務不履行)を当面回避したが、依然として資金繰りは厳しいとみられ、綱渡りが続きそうだ。
恒大は、9月29日が期日だった社債の利息4750万ドル(約54億円)の支払いを見送り、30日間の猶予期間に入っていた。今月23日に猶予期限を迎えていた別の社債の利払いも直前に履行した。
ただ、今後も別の社債利払いや元本償還の期限が続く。今月11日には、1億ドルを超える別のドル建て社債の利息も支払っておらず、資金手当てが急務だ。
学びがある! 3
分かりやすい! 7
新しい視点! 2
いずれ米国やカナダの本宅も手放す羽目に
ワトソン君個人資産で払ったんですね(笑) 意外と分かりやすかったです!
黒井月末の土壇場にデフォルトするか…に思わせて何とか支払う。これは中国側に何の企みもなく、本当にドルが枯渇してどうしようもない状態だということの証明かもね。中国政府にも救済する気はないようだ。
ワトソン君自宅だけで44億円も借りられるなんて、贅沢過ぎます!
黒井まあ他にも持ち株を売り払うとか、香港の”自宅”というダミーではなく米国やカナダに用意した本宅を売るとかいくらでも方法はあるけどな。まさか香港だけに自宅があると思ってないか?
ワトソン君確かに・・・。日本人でも、ドバイとバンコクとマレーシアに自宅がある人を知ってます!
黒井某Y君な。資産が兆単位あるとか言ってる人物が他にも自宅がないはずがない。中国政府はそこにタカることにしたわけだ。
リストラに踏み切れば暴動が待っている
ワトソン君ネットユーザーの反応です!
・44億円はすごい金額ですけど、今日猶予期限を迎えるドル建て債の利払いは50億円位あります。期限が10月12日の分も支払って下さい
・恒大は、どうしてリストラ案を発表しないんですか?自転車操業は自滅します
・ちょっと前の中国なら米欧に逃げてましたけど、今は結局みんな中国に資産を巻き上げられます
・危機説が流れ始めてから、予想通りの推移です
・一党独裁国家なので、恒大の借金をチャラにして人民が家を失っても知らんぷりです
黒井リストラに踏み切ったら暴動が起こるからだろう。中国の起業家はアリババのジャックマーに代表されるように、意外と中国当局の圧力に弱い部分がある。ここが日本や米国とはまるで違う。
ワトソン君中国政府が、頂点って事ですよね・・・。怖過ぎます!
ワトソン君中国の皆さん、世界に迷惑をかけたら領土で払ってもらいます!さようなら!