ボリス・ジョンソン氏が台湾が直面する脅威に光を当てた。
「ウクライナが侵略されれば、その衝撃は世界中に響き渡り、その影響は東アジア、つまり台湾にも及ぶ。今のリスクは、人々が侵略が割に合う、力は正しいという結論を導き出してしまうことだ」
ボリス・ジョンソン首相「もしウクライナが侵略されれば、ショックは世界中に響き渡り、その影響は東アジアにも及ぶだろう。
今週、日本とオーストラリアの首相と話をしたとき 経済的、政治的なショックは世界の裏側にも伝わるということを、私は確信した。今のリスクは、人々が侵略は割に合う、力は正しいという結論を出してしまうことだ」
ウクライナを支援しなければ、台湾も脅威にさらされる
ウクライナを支援しなければ、台湾も脅威にさらされる=英首相
ジョンソン英首相は19日、西側諸国がウクライナの独立を支持するという公約を果たさなければ、台湾など世界中に影響が及ぶとの認識を示した。
首相はミュンヘン安全保障会議で「プーチン(ロシア)大統領の意図は完全に把握できていないが、見通しは厳しい」とし「ウクライナが危機にさらされれば、世界中に衝撃が波及する。東アジア、台湾にも波及するだろう」と発言。
「侵攻が割に合う、力は正しいとの結論につながってしまう」と述べた。
ロシアがウクライナに侵攻すれば「ロシアの個人とロシア政府にとって戦略的に重要な企業に制裁を科す。ロンドンの資本市場から資金を調達できないようにする」とも述べた。