北海道警察本部
26日の北海道内は南からの暖かい風が吹いた影響で気温が上昇。落雪が相次ぐなどし、3人が死亡した。
午前11時35分頃、石狩市樽川4の1の歩道で、「雪山の中で靴が見える」と通行人の男性から110番があった。札幌北署員が駆けつけると、雪山の中に同市樽川3の1、無職作村幸子さん(82)が埋まっており、その場で死亡が確認された。
午後0時10分頃には札幌市北区新琴似11の11、一般住宅で「落雪に巻き込まれた」と119番があった。無職中川龍一さん(75)が軒下で雪に埋まっており、死亡が確認された。札幌北署によると、中川さんはこの家から頼まれ、雪よけのベニヤ板を取り付けていたという。
午後2時頃には愛別町協和の2階住宅近くで、旭川市永山7の5、無職坂本和子さん(71)が雪に埋まった状態で発見され、その後、死亡が確認された。旭川東署によると、この家は坂本さんの別宅。同署は屋根からの落雪に巻き込まれた可能性が高いとみて調べている。