(写真:読売新聞)
兵庫県加古川市教委は25日、市内の小学校に勤務する女性調理師(49)を同日付で減給10分の1(6か月)の懲戒処分にしたと発表した。
市教委によると、調理師は昨年10月末に新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた後、全身の痛みや倦怠(けんたい)感を訴え、医師から計約1か月間の休業・休養の診断を受け、自宅療養を認められた。
しかし、期間中に美容院や温泉施設に行くなど不要不急の外出を重ね、市教委にも虚偽の報告を繰り返したため、市教委は公務への信用を著しく傷つける行為とした。
SNS掲載の写真を見た同僚の連絡で市教委が聴取した結果、外出や虚偽の報告が判明。調理師は「少しなら問題ないとうそをつき、本当のことが言いづらくなった」と話している。