ヤクルト2軍施設を茨城・守谷に移転へ 台風19号で水没きっかけ

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ヤクルト2軍施設を茨城・守谷に移転へ 台風19号で水没きっかけ

戸田球場でキャッチボールをする奥川恭伸投手=埼玉県戸田市内で2020年1月7日午前11時13分、中村有花撮影

【図解】大雨から命を守るために

 江幡秀則球団専務によると、移転に向けて具体的に動き出すきっかけとなったのが、19年10月の台風19号だった。荒川が増水して河川敷にある戸田球場が水没。電光掲示板なども故障し、復旧に時間がかかった。スタンドが仮設でしか使えないことや、徒歩圏内にある選手寮に併設されている屋内練習場が手狭になったこともあり、移転の検討に着手。近隣地域も含めて移転先を探していたところ、守谷市から誘致の提案を受けた。

 守谷市と本拠地の東京・神宮球場の距離は約50キロ。通勤の利便性を考え、26年をめどに設置計画がある常磐自動車道守谷サービスエリア接続のスマートインターチェンジ付近が候補地になっている。ファームの試合を行う2軍球場、サブグラウンド、室内練習場、選手寮、クラブハウスなどを新設する方向で進める。

 一方、これまでの2軍拠点は埼玉県内で、プロ野球・西武の「保護地域」にあたるため、野球関連行事を行う際には西武の同意が必要だった。守谷市はどの球団の保護地域にも該当しないため、「積極的に野球の振興に力を入れることもできる」と江幡専務。守谷市の担当者も「スポーツ振興の点でも寄与していただけるのではないか」と期待している。【中村有花】

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