3万人以上の兵士を失った露ワグナー、5月中旬までに約3万人を獲得して戦力補充

[ad_1]

露ワグナーは対立するロシア軍から囚人募集を禁じられ戦力の補充手段を絶たれていたが、創設者のプリゴジン氏は「国内の採用センターが1日平均500人~800人の兵士を獲得しており、5月中旬までに約3万人を獲得することが目標だ」と明かした。

ワグナーの採用ペースは月1.5万人~2.4万人で、これが事実なら消耗による自然消滅は期待できないという意味だ

ウクライナ軍とロシア軍の戦いで露民間軍事会社「ワグナー」が果たす役割りは小さくなく、セベロドネツクやリシチャンシクを失う要因となった兵站ルート(バフムートからリシチャンシクに向かう幹線道路T1302)の喪失はワグナーに高台の防衛拠点「ポパスナ」を、何ヶ月も攻めあぐねていたバフムート制圧が進展を見せたのも「ソレダル」を奪われたのが原因で、この過程でワグナーは3万人上(内2万人はバフムートでの戦い)の兵士を失ったと推定されている。

3万人以上の兵士を失った露ワグナー、5月中旬までに約3万人を獲得して戦力補充

出典:Оркестр Вагнера | Wagner ゼレンスキー大統領にバフムートからの撤退を要求するプリゴジン氏

この活躍が面白くないロシア軍上層部は「このままワグナーが軍事的成功を収めて立場を強化すると競合組織に成長する恐れがある」と危惧、ワグナーが戦力補充に活用していた「囚人募集」を2月9日に停止させたため、ワグナーは兵士の補充手段を失い戦場での影響力が減少すると思われていたが、創設者のプリゴジン氏は「ロシアの42都市に開設したワグナーの採用センターが1日平均500人~800人の兵士を新たに獲得しており、5月中旬までに約3万人の兵士を獲得することが目標だ」と明かした。

つまり「一般市民を対象にした採用ペースが月1.5万人~2.4万人に達しているため、ワグナーは戦力補充の手段を維持している」と解釈するのが妥当で、消耗による自然消滅は期待できないという意味だ。

3万人以上の兵士を失った露ワグナー、5月中旬までに約3万人を獲得して戦力補充

出典:Военкор Ярем Sіlj駅周辺を制圧したワグナーの様子

因みにプリゴジン氏の言及に「大砲の餌=無駄な犠牲者が増えるだけ」と指摘する声もあるが、ウクライナ軍は肝心の砲弾不足に直面しているため歓迎できる話ではなく、ワグナーも別の意味(ロシア軍上層部の嫌がらせ)で弾薬の確保に苦労しており、この戦力補充が戦場にどのような影響を及ぼすか本当に未知数だ。

露ワグナーがロシア軍上層部を非難、我々への弾薬供給を妨害するな

 

※アイキャッチ画像の出典:Telegram経由

[ad_2]

Source link