八代英輝氏　亡くなった市川猿之助両親　掛け布団は「第三者というよりは近親者の行為が想定される」

八代英輝弁護士

　弁護士の八代英輝氏（58）が19日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび！」（月～金曜前10・25）に出演。歌舞伎俳優の市川猿之助（47）が、18日に都内の自宅で両親とともに倒れているのが見つかった件に言及した。

【図表】猿之助はクローゼットの中で…自宅で発見された時の様子

　18日午前10時15分ごろ、都内の自宅で両親とともに倒れているのをマネジャーが見つけ、119番。母親の喜熨斗延子さん（75）は自宅で、歌舞伎俳優で父親の市川段四郎（同弘之）さん（76）は搬送先の病院でそれぞれ死亡が確認された。猿之助は自殺を図ったとみられるが、命に別状はない。捜査関係者によると、意識はもうろうとした状態が続いているという。

　両親は2階リビングの床に並んだ状態で首から下に布団がかけられていた。捜査関係者によると、敷布団はなかった。

　八代氏は「ご両親がフローリングで横たわっている状態で布団が一枚かけられていたと。ご両親自身が横たわって布団をかけたとは考えにくい状況だと思うんですね」と指摘。「例えば亡くなった方の目を閉じるとか、布団をかけるとか、そういった行為は第三者というよりは近親者の行う行為が想定される」と第三者の介入は低いのではと推察した。

　そして「布団をかけてそれから、猿之助さんが自死を図ったとすると、ご両親が亡くなられる、意識がなくなるタイミングと猿之助さんが半地下に移られて自死を試みられたタイミングは少し時間的なズレがあるのかなと感じます」と両親の方が先に倒れたのではと指摘した。

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