香港に着陸するキャセイ・パシフィック機=2019年8月(ロイター=共同)
【香港共同】香港のキャセイパシフィック航空の乗員が乗客の英語能力をからかう発言をしていたとして中国のインターネット上で批判が巻き起こり、同社が23日までに謝罪声明を出した。関係した乗員3人を解雇するとしている。
中国メディアなどによると、問題の発言は21日の成都から香港に向かう飛行機の中であった。乗員の一人が同僚らとの会話の中で、毛布を求める乗客の英語が不適切だったことを話題にし「英語で言えないなら、(毛布は)もらえません」とからかう発言をした。
英語が不自由な乗客が毛布のことを「カーペット」と話したとみられ、「カーペットなら床にある」などと笑いものにし、同僚も笑った。