ロシアの情報収集艦「イワン・フルス」=2021年4月、スーダン北東部ポートスーダン(AFP時事)
ウクライナのメディアは25日、軍関係者の話として、ロシア軍の黒海艦隊に所属する情報収集艦「イワン・フルス」が無人ボートによる攻撃で損傷を受けたと報じた。
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無人ボートの搭載カメラに体当たりの瞬間が映っていたという。
ロシア国防省は24日、ボスポラス海峡の北東140キロの黒海上でウクライナ軍の無人ボート3隻による攻撃があったものの、火器で破壊したと発表していた。
インターネットには26日、イワン・フルスがロシア占領下のウクライナ南部クリミア半島セバストポリの母港に戻ったとされる映像が投稿された。ロシアの軍事ブロガーは、同艦の右舷や左舷に目立った損傷はないとも指摘している。