「カネ」が少子化対策の裏にあった森まさこ首相補佐官の「ブライダル補助金」と100万円献金

「ブライダル補助金」炎上の真相とは?

森まさこ首相補佐官の「ブライダル補助金」が報じられ、炎上しています。最初は、この補助金が「少子化対策」の一貫と思われたため、国民を怒らせました。しかし、真の理由は「カネ」が絡んでいたようです。

「カネ」による献金の発覚

週刊誌によると、森まさこ首相補佐官が代表を務める「自由民主党福島県参議院選挙区第四支部」が、ブライダル大手「㈱テイクアンドギヴ・ニーズ」から100万円の献金を受け取っていました。これは支部の政治資金収支報告書に明記されています。

業界対策への動き

森まさこ氏はブログで、「ブライダル業界の方からSOSのメールが届きました」と述べ、ブライダル業界との打ち合わせを行い、官房長官との面会を果たしました。その1週間後に献金が行われたという時系列です。

この動きは、コロナ禍の下でブライダル業界が苦境に立たされていた時期に行われたものでした。当時の状況を考えれば、業界の存続のために政界で働きかけるのは理解できる行動です。

森まさこ氏は業界紙のインタビューで、ブライダル業界への結婚支援策として補助金や税制優遇などを検討する意向を示しました。彼女の発言からは少子化対策よりも業界対策が主であることが分かります。

「贈収賄」の疑いや政治家の不信感

ネット上では、「贈収賄」の可能性についての議論も起きています。ただし、現時点で確認されたのは合法な献金であり、法的な問題はないとされています。

しかし、最近では自民党内でも再エネ疑惑などの不祥事があったため、森まさこ氏の行動には疑心暗鬼の目が向けられるのも当然です。

政治家に関する不祥事が広まると、炎上は収束するどころか新たな情報が次々と暴露されることも珍しくありません。この件も、思わぬ展開に発展する可能性があるため、注視が必要です。

追伸:自民党といえば、小池百合子都知事が衆議院議員時代に「ブライダル議連」を立ち上げたことを思い出しました。今後、「ブライダル森」事案の影響が波及しないことを願います。

出典:日本ニュース24時間(日本ニュース24時間