日本政治家が「処理汚染水」という表現を用い、韓国の議員との会見で放出反対を表明

プラットフォーム「日本ニュース24時間」を通じて、立民党の阿部知子議員が処理水に対して「処理汚染水」という表現を使用しました。この表現は、福島第1原発の処理水問題に関連しています。

阿部議員の意見表明

阿部議員は自身のSNSで、東京電力福島第1原発の処理水を「処理汚染水」と表現しています。彼女は「今日は国会内外でALPS処理汚染水の海洋放出に反対し、他の対策を求める集会に参加しました。官邸前の抗議行動に続いて、院内でも集会が行われ、福島の被災者だけでなく、各地の市民団体や自治体議員も参加しました。集まった人々が会議室に収まりきらないほどの盛況ぶりでした。要望書を菅総理大臣と東京電力に手渡した後、各地からの報告を聞きました。」とコメントしました。彼女はその投稿に、「汚染水を海に流すな!」と書かれた集会の写真を添付しています。

ネットの反応

ネット上では、「汚染水は流されない笑」「立憲議員が未だに汚染水と言っている。日本を貶めることが何を嬉しく思っているのだろうか?」「風評被害はもうやめてください」といった声が挙がっています。

また、阿部議員は8月11日にも「規制の虜は変われたのか 福島第1の国会事故調査委員長が問いかける」というネット記事を引用し、「ALPS処理汚染水をめぐって、政府が海洋放出方針を決定する直前、元国会事故調査委員長の黒川氏が指摘した事実が重要だ」と投稿しています。彼女はこの投稿でも「処理汚染水」という表現を使用しています。

阿部議員の行動

阿部議員は7月に、東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出計画に抗議するために来日した韓国の野党国会議員の会見に同席し、放出計画の中止を求める共同声明を発表していました。このとき、立民党の岡田克也幹事長は会見で「慎重さを欠いた行動だ」とコメントし、阿部議員に口頭で注意したと伝えられています。

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阿部知子議員

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