タナカ・ユキオの「鳴梁大捷祭り」への出演が物議を醸す

鳴梁大捷祭りの出演者に不適切性の議論

韓国のコメディアン、キム・ギョンウクさんが人気を集める日本人キャラクター、「タナカ・ユキオ」として、来月8日に開催予定の「鳴梁大捷祭り」に出演することが発表され、物議をかもしました。しかし、この件について主催側は出演を中止することを決定しました。

鳴梁大捷祭りとは?

鳴梁大捷祭りは李舜臣将軍と全羅道(チョルラド)道民の護国精神宣揚事業として、全羅南道と海南郡、珍島郡(チンドグン)が共同で行っているお祭りです。2008年から毎年、ウルドルモク一帯で開催されています。

タナカ・ユキオの出演に対する議論

タナカ・ユキオは日本人ホストの設定で人気を集めている芸能人であり、この設定で鳴梁大捷祭りに出演することについて、適切ではないという意見がネット上で広がりました。特に、公式インスタグラムで出演のニュースを伝える際に日本人風の発音を使用したことが批判を受けました。

主催側と海南郡の対応

議論が大きくなると、主催側と海南郡は公式謝罪し、タナカ・ユキオの出演を中止することを決めました。主催側は公式コメントで、お祭りは楽しく有益であるべきだと述べ、多くの方々にご心配をおかけして申し訳ないと謝罪しました。また、タナカ・ユキオはキャラクターとしての活動で李舜臣将軍や安重根(アン・ジュングン)義士を怖がり、映画『鳴梁(邦題:バトル・オーシャン 海上決戦)』などをホラー映画として表現していたことを説明しました。

現在、公式ホームページとSNS上の関連広報の投稿は全て削除または非公開処理されています。海南郡も関連報道資料を出し、「タナカのキャラクター設定がお祭りと合わないという意見により、お祭り本来の趣旨と意味を生かすためにタナカの出演を取りやめることに決めた」と述べました。

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