立憲民主党の安住淳国対委員長は、衆院解散の話に応じて「岸田文雄首相が解散を決断すれば、私たちは立派に受け止めます」と力強く語りました。これに対し、自民党の森山裕総務会長は、24日のNHK番組で「衆院は常に選挙戦場ですから、いつでも選挙があっても構わない覚悟で活動していく」と述べました。
立憲民主党の意図
自民党の森山裕総務会長が解散の可能性について語ったことに対し、立憲民主党の安住淳国対委員長は自らの立場を明確にしました。岸田文雄首相が解散を決断すれば、立憲民主党はそれに応じて戦いに臨むというのが安住氏の主張です。
他党の意見
森山裕総務会長の発言に対し、他の党からも声が上がっています。公明党の北側一雄副代表は、10月末に衆院議員の任期が折り返しを迎えることから、準備を整え、自民党との選挙協力を進めたいと述べました。一方、日本維新の会の柳ケ瀬裕文総務会長は、他党との選挙協力を否定し、「維新として選択肢を示す」と主張しています。穀田恵二共産党国対委員長は、「市民と野党の共闘でぶれずに戦いたい」と訴えました。国民民主党の大塚耕平代表代行は、解散ではなく国会を開き、少子化対策などの議論を進めることを求めました。れいわ新選組の大石晃子共同代表は、「現実を無視する自公政権を倒すしかない」と話しました。
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