選挙運動「連呼行為」に市民から苦情、4時間短縮で市議会申し合わせ

拡声機

来年2月4日投開票の茨城県守谷市議選(定数20、欠員2)で、同市議会は拡声機を使った選挙運動を公職選挙法に定める時間よりも計4時間短縮することを申し合わせました。

選挙運動の「連呼行為」とは

公選法では選挙運動のうち、街頭演説と短い言葉を繰り返す「連呼行為」は午前8時から午後8時までと定められ、多くの立候補者が拡声機を使っています。しかし、市議会事務局によると、今回の申し合わせにより、18人の現職市議が次回市議選に立候補した場合、午前8時から9時までと午後6時から8時まで、選挙運動員の休憩時間(1時間)の計4時間は拡声機を使用しないこととなりました。この申し合わせは法的拘束力はありませんが、新人の立候補者は対象外となっています。

市民の苦情を受けての対応

市民から選挙運動に対する苦情が寄せられたことから、市議の提案で、19日の会派代表者会議で申し合わせが行われました。一人会派の市議を含む全員が賛成した結果です。

この申し合わせにより、茨城県守谷市の次回市議選では、選挙運動がより静かなものとなることが期待されます。

日本ニュース24時間