トイレから出た男性「試薬の硫酸が…」 新幹線内は異臭、叫び声、煙

仙台駅で起きた驚きの一件。新幹線内で子どもが薬品に触れてけがをし、多数の負傷者が発生しました。この記事では、事件の詳細や乗客の証言を紹介します。

試薬の硫酸が爆発した?

ある会社員の男性は、8号車に妻子と一緒に乗車していました。男性はトイレから出てデッキに向かう途中、足元に穴が開いて足首が見えるほどの状態で、スーツ姿の男性が駅員を呼んでいる様子を目撃します。男性が話していたのは、「試薬の酸が爆発してしまった」ということでした。しかし、彼は「試薬の硫酸で大丈夫です」と安心させる発言もしていました。

また、別の30代の女性も新幹線に乗っていた最中、座席で寝込んでいるところを突然起こされ、車外に避難するように言われたそうです。

車内に広がる異臭と煙

事件が発生したのは6号車で、床には液体が広がっていました。そして、通路を封鎖する乗務員が現れました。通路の向こう側では煙のようなものが充満しており、車内には異臭も漂っていました。乗務員たちはせき込んでいる様子でした。

一方、7号車からは子どもがやけどをしたという女性の叫び声が聞こえました。他の乗客からは、トイレで酸性の薬品の入れ物が破裂し、中身が漏れ出したという話も広まっていました。乗客たちはすぐに車両から避難しました。

さらに、ホームで待っていた男性によると、新幹線が停車した後、駅員が「7号車から煙!」と叫んだそうです。その後、ドア付近のバッグから白い煙のようなものが出ていたという証言もあります。

女性たちは驚きと不安を抱えながらも、今後の安全を願っています。

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この事件の詳細な報道は下記のリンクから確認できます。

朝日新聞社