片側一車線の道路で起きた自転車と車の激突事故。なぜこのような事故が起きたのでしょうか?目撃者の証言から、その恐怖の瞬間を紐解いてみましょう。
「びっくり」後続者のドライバーが一部始終を目撃
この事故は栃木県真岡市を通る県道193号線で起きました。10月16日午後5時過ぎ、ある男性ドライバーは白い車の後ろを走行していました。すると、白い車が突然ブレーキランプを光らせ、左折を始めた瞬間、後ろから来た自転車と衝突してしまいました。
事故の直前、前方には横断歩道などが示されるひし形の路面表示がありました。白い車のウインカーやブレーキランプが光った後、左折を始めた直後に、右側から自転車が接触したのです。
自転車に乗っていた人物は衝突の衝撃で一回転し、車のボンネットに乗り上げた後、前に落下しました。目撃者の証言によれば、当時の状況は以下のような感じだったといいます。
目撃者:
「前の車がウインカーを出したんですけど、私は自転車が来てるのに気づいていたので、(白い車も)止まるものだと思っていたら、そのままいったのでびっくりしました。」
映像からも確認できるように、白い車は衝突直前で急停車したように見えます。しかし、自転車側の運転にも問題があったことが指摘されています。
目撃者:
「自転車が結構すごい勢いで、あそこは緩やかな下り坂なので。結構なスピードで自転車が逆走していた感じ。」
自転車はライトを点灯させていましたが、歩道ではなく車道脇の路肩を逆走していました。目撃者は、事故が起きた場所は見通しの良い場所であったため、自転車には注意が必要だったのではないかと推測しています。
映像には事故直後、立ち上がった自転車の人物のもとにすぐに車のドライバーが駆け寄っていく様子も記録されています。
この後、目撃者は現場に向かったであろう救急車とすれ違ったと話しています。
以上が、栃木県で起きた逆走自転車と車の激突事故の一部始終です。(「イット!」10月19日放送)
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