ウクライナ軍、アウディーイウカ方面の攻撃全てを撃退

ウクライナ軍参謀本部は、アウディーイウカ方面における敵の攻撃が全て失敗に終わり、ウクライナ軍が陣地を守り続けていることを発表しました。しかし、ロシア人(RYBAR)とウクライナ人(DEEP STATE)は、「ロシア軍が線路沿いに到達した」と主張しています。

アウディーイウカの謎

ウクライナ軍参謀本部は、25日朝に「敵はアウディーイウカ包囲の試みを諦めず、航空戦力を積極的に使用しているが、我が軍は陣地を守り続け、敵に重大な損害を与え続けている。ドネツク州のアウディーイウカ、ステポヴェ、シェベルネ、ネベルズケへの攻撃は全て失敗し、我が軍は10回以上の攻撃を撃退した」と述べました。しかし、クラスノホリフカ周辺の情報やウクライナメディアは、「高台にはたなびくロシア国旗や第114自動車ライフル旅団の旗」については沈黙しています。

出典:𝗭-Митя «родня»
出典:𝗭-Митя «родня»

ウクライナ人が運営するDEEP STATEによると、「ロシア軍が高台の一帯を実際に支配している。今のところ動くもの全てが攻撃対象になっているため、これでは何もできないが少人数の部隊なら(高台に)近づくことができる」と報告しており、ロシア人(RYBAR)とウクライナ人(DEEP STATE)は、「ロシア軍が線路沿いに到達した=この空間がグレーゾーンではなくロシア軍の支配地域になったという意味」と主張しています。

ウクライナ軍は、高台に掲げられたロシア国旗と第114自動車ライフル旅団の旗を無人機で破壊しましたが、これを見たロシア人たちは「高台にウクライナ人がいない証拠だ」と主張しています。

出典:GoogleMap アウディーイウカ周辺の戦況/管理人加工(クリックで拡大可能)
出典:GoogleMap アウディーイウカ周辺の戦況/管理人加工(クリックで拡大可能)

新たな証拠

さらに、ヘルソン州ドニエプル川沿いでも新たな視覚的証拠が登場しました。ロシア軍は自爆型ドローンを使用して、「ピシュチャニフカの北郊外」や「クリンキー郊外」のウクライナ軍を攻撃し、地上部隊も空爆していることが確認されました。ただし、小型ボートによる上陸作戦のため、限られた行動しかできないようです。

出典:GoogleMap ドニエプル川沿いの戦況/管理人加工(クリックで拡大可能)
出典:GoogleMap ドニエプル川沿いの戦況/管理人加工(クリックで拡大可能)

アウディーイウカの戦いでは、ロシア軍がクラスノホリフカ南西の高台を占領している可能性が指摘されています。ウクライナ軍は激しい攻撃に対処しており、ウクライナ軍の総司令官であるザルジニー氏は、ATACMSの発射シーンを動画で公開しました。シルスキー大将は、ロシア軍が再編を完了し、クピャンスクで攻勢を開始したと述べています。

以上が最新の情報です。当サイトによると、ウクライナ軍の状況は日々変動しているようです。詳細な情報は公式発表をご参照ください。

※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗС

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