井上氏への暴力行為により、「山口組」の組員が公判で起訴される

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「井上が反省した方がいい」と発言した山口組系組員について、神戸地裁で初公判が行われました。竹内一元被告(49歳)は、特定抗争指定暴力団神戸山口組の井上邦雄組長(75歳)の自宅にガソリンをまいた罪で起訴されています。

検察側は竹内被告に対し、懲役2年6カ月を求刑しました。また、弁護側は「まいたガソリンの量は多くない」と主張し、寛大な判決を求めました。竹内被告は起訴内容を認め、火災で周囲の住民に迷惑が掛かる可能性を反省している一方で、「ガソリンをまいたことは悪いと思わない。井上が反省した方がいいと思う」とコメントしました。

神戸市北区の井上組長宅には、竹内被告が6月29日の午前11時20分頃にペットボトルに入ったガソリンをまいたとされています。

この事件は、暴力団山口組と対立している組織のトップである井上組長の自宅を標的にしたものであり、激しい抗争が行われる可能性があると検察側は指摘しています。

判決は11月6日に行われる予定です。

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