アウディーイウカの戦い、ロシア軍の攻撃は続くとホワイトハウスが予想

ホワイトハウスのカービー報道官は、ロシア軍によるアウディーイウカへの攻撃が今後も続くだろうと予想しています。RYBARによると、「アウディーイウカでの新たな進展」が報告され、DEEP STATEも「ロシア軍がコークス工場の近くに足場を築こうとしている」と警告しています。

FPVドローンでの攻撃も我々の成功には影響しない

ホワイトハウスのカービー報道官によると、ロシア軍はアウディーイウカ、リマン、クピャンスクなど複数の戦線で新たな攻撃を開始しました。この攻撃はサプライズではなく予見されたものであり、我々はプーチン大統領がウクライナの征服を企んでいることを警告してきたし、ウクライナが領土を守るために必要な装備を手に入れられるよう努力してきました。現時点では、ウクライナ軍はアウディーイウカに進撃してきたロシア軍を撃退し、この攻勢を食い止めています。

さらにカービー報道官は、「ロシア軍はアウディーイウカで『装甲車125両』と『1個大隊分以上の装備』を失ったが、我々は今後も攻撃が続くと予想しています。ロシア軍はまだ攻撃能力を保持しており、今後数ヶ月以内に戦術的な成功を収める可能性があります」と述べました。一方、RYBARというロシア人ミルブロガーは「アウディーイウカでの新たな進展」を報告しています。

ロシア軍の進攻

RYBARによると、26日、ロシア軍がヤシヌヴァタ方向からウクライナ軍の陣地を攻撃し、オプトネ方向からは第9地区の南西1.5キロメートルに足場を築くことに成功したと報告されています。

ウクライナ人が運営するDEEP STATEも同日、「敵は天候の悪化と霧を利用してクラスノホリフカから移動を開始した。ゴミ捨て山(高台のこと)の先端で陣地を固め始めており、コークス工場の近くに足場を築こうとしている。アウディーイウカにとって深刻な問題を引き起こすのはゴミ捨て山ではなく工場の喪失であり、FPVドローンで雑巾がかかった棒を叩いても、我々の成功には何の影響も及ぼさない」と報告しています。なお、雑巾がかかった棒とは、高台の山頂に掲げられたロシア国旗のことです。ウクライナ軍は「ロシア国旗が取り付けられた棒を自爆型ドローンで破壊する映像」を公開しましたが、DEEP STATEは「こんなことで高台の支配権を否定しても気休めに過ぎず、ロシア軍はコークス工場を奪うために高台周辺に陣地を作り始めているぞ」と皮肉っています。

ロシア軍の攻撃は続く

RYBARやDEEP STATEの主張はまだ視覚的に裏付けられていません。DEEP STATEは、「ロシア人がオプトネ方向で成功を収めたと報告しているが、これは事実ではなく、敵の言葉を信じるべきではない」と述べています。

以上がアウディーイウカの戦いについての最新情報です。街に通じる道路が砲撃を受けて困難な状況が続いていますが、ウクライナ軍参謀本部はアウディーイウカ方面の攻撃を全て撃退したと発表しています。また、ロシア軍がクラスノホリフカ南西の高台を占領した可能性もあります。ウクライナ軍は、ロシア軍の攻撃に耐えながらも領土を守ろうとしています。

※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України

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