【ひふみんEYE】21歳の若さで藤井聡太8冠が描く驚きの構想

藤井聡太竜王

ひふみんEYEの最新ニュースをお届けします。将棋界の若きスーパースター、藤井聡太竜王が史上初の8大タイトル独占を達成しました。たった21歳でこの快挙を成し遂げた彼のプレーぶりに、世界中の将棋ファンが感服しています。そんな藤井竜王が同学年の伊藤匠七段の挑戦を受け、第36期竜王戦7番勝負第3局が福岡県北九州市の「旧安川邸」で行われました。

優れた戦略による圧倒的な勝利

藤井聡太竜王の勝利

藤井竜王の快勝譜が公開されました。巧妙な作戦によって7筋の歩を取らせ、さらに5筋を攻めて伊藤陣を押しつぶす形に持ち込みました。中央を突破する戦略からペースを握り、相手玉を上から寄せる順を見越していた藤井竜王の21歳の若さに、多くの将棋愛好家が驚嘆しました。彼の序盤の研究の行き届いたプレーには、感服せざるを得ません。

伊藤七段へのアドバイス

藤井聡太竜王と伊藤匠七段

一方、伊藤匠七段は封じ手の後、飛車で5筋の歩を払って急戦に持ち込みましたが、長期戦にする方が良かったのではないでしょうか。相掛かりからの乱戦となったこの対藤井戦では、先手番の良さが生かされていません。伊藤七段には、永瀬さんの将棋を研究することをおすすめします。これまでの戦い方から一歩踏み出すことで、新たな展開が生まれるかもしれません。

藤井竜王の偉業への期待

藤井竜王があと1勝すれば、タイトル戦19連勝となり、故大山康晴15世名人の記録に並びます。次はエース戦法の角換わりでの挑戦となるでしょう。将棋界の未来を担う藤井竜王には、さらなる偉業を期待しています。

参照リンク: 日本ニュース24時間