イスラエル軍(IDF)のハレビ参謀総長が2日(現地時間)、ガザシティを包囲し、中で一部の兵力が作戦を行っていることを明らかにしました。ハレビ氏は「我々は戦争でもう一つの重大な局面に入った」と述べ、戦闘の進展について報告しました。
兵力は密集して複雑な都市地域で戦闘を行っており、正確な情報と空中・海上からの空襲支援により、戦闘の効果を高めていると説明されています。また、地上戦開始後、既に18人が戦死しているものの、イスラエル軍は勝利を確信しており、辛い代償を払いながらも戦い続けることを強調しています。
ネタニヤフ首相もこの日声明を発表し、「我々は戦闘の頂点にある」と述べ、ガザシティ郊外周辺を通過したことを報告しました。
先月28日にはネタニヤフ首相が「戦争第2段階」を宣言し、イスラエル軍は本格的な地上戦に突入し、ガザ北部の一部を占領して作戦規模を拡大しています。
一方、ガザ北部のベイト・ラヒアにあるインドネシア病院では、発電機が燃料不足で止まってしまいました。イスラエル総理室は燃料搬入を承認しなかったため、病院の稼働に支障が生じたと報じられています。前述のハレビ参謀総長は、燃料が枯渇する場合でも、監督が徹底されることを前提に燃料搬入を許可することができると述べていました。
また、ハレビ氏は「燃料がハマスの手に渡らないように必要な措置を講じる」としつつ、患者の治療に貢献するとの意図を示しています。
以上が、イスラエル軍のガザシティ包囲に関する最新情報です。
ソースリンク: 日本ニュース24時間