橋下徹氏、大阪万博「プレハブでいい」費用増にも「経済効果２兆円」論　言い出しっぺ→退任は「無責任」と反省

橋下徹氏が大阪・関西万博について「プレハブ万博でいい」と発言しました。建設費の倍増が問題となっているこの万博について、橋下氏は自身の責任を反省しました。

プレハブ万博の提案

橋下氏は、大阪市長時代に万博開催の旗振り役でもありました。彼は「技術を出す万博」や「世界各国の課題解決策を提案する万博」を目指しました。派手な建築物や箱物ではなく、中の技術を競い合うような万博を望んでいました。

橋下氏は、建設費用の上振れや経済効果についてあまり気にする必要はないと主張しました。彼は経済効果は2兆8,000億円にもなる可能性があると述べました。また、費用ばかりを抑える議論よりも、3兆円から4兆円の経済効果を生み出す投資の重要性を強調しました。

建設費用が350億円と言われる木造の「リンク」について、橋下氏は太陽の塔を例に挙げました。太陽の塔は現在、大阪だけでなく日本のシンボルとなっていると説明しました。彼はリンクにも単純なムダではなく、芸術的な価値があると主張しました。

万博の中止を求める運動もある中、橋下氏は前向きに「しっかりやっていこう」と述べました。彼は「プレハブ万博」が良いと考えています。彼の提案が実現するのか、注目です。