松野長官に挑発連発!望月記者の厳しい質問

松野博一官房長官

東京新聞の望月衣塑子(いそこ)記者が、松野博一官房長官の記者会見で、旧ジャニーズ事務所の性加害問題を巡る元ジャニーズJr.のインターネット上での誹謗(ひぼう)中傷対策について厳しい批判を浴びせました。「政府は何かやったのか。何一つやってないじゃないか」と望月記者は松野長官にいくつもの挑発的な質問を投げかけました。

男性の自殺事件に対する見解

自殺した40代男性はジャニーズ性加害問題当事者の会に所属していました。望月記者はこの事件について、松野長官に何度も見解をただしました。「こんな悲劇を避けるため、この問題はこの事務所だけに任せていていいのでしょうか」と望月記者は質問しました。

松野長官は「個別具体の事案について政府としてコメントするわけにはいかない」と述べましたが、望月記者は被害を訴えている478人に対して、政府や警察が聞き取りを行っていないことを指摘しました。「ネット上の誹謗中傷対策に警察は何か動いているのですか?」と望月記者は迫りました。

政府の対応に不満を持つ望月記者

松野長官は「捜査当局で必要な事案があれば、法と事実に基づき、適切に対応していると考える」と説明しましたが、望月記者は反発しました。「考えるだけではダメですよ!」と望月記者は言いました。さらに、政府が取りまとめた子供や若者の性被害防止に向けた緊急対策パッケージについても、「浸透していないと認めるのですか?」と松野長官を揺さぶり続けました。

このように、望月記者は松野長官に対して厳しい質問を連発しました。性加害問題への対応や誹謗中傷対策について、政府の姿勢に疑問を投げかけています。

ソース:日本ニュース24時間