元営業マンが「保育園」に再就職 未経験でも“即戦力”に 働くシニアの現場に密着

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定年退職後の再就職を支援する東京都主催の就活イベントには、300人以上が参加しました。

働きたいシニアが急増しています。面接の様子をのぞいてみると、独特なアピールをする人も見られました。また、未経験の職場で働くシニアを取材すると、それぞれ元職の知識や経験を生かしたスゴ技でピンチを乗り切っていました。

■シニアの就活イベント参加者300人 なぜ働く?

定年退職後の就労を支援する東京都主催の就活イベント「シニアしごとEXPO」。働きたいシニア300人以上が集結しました。

なぜ働くのか?話を聞いてみると、「生活費を稼ぎたい」「人とのつながりを求めて」など、働きたい理由は人それぞれでした。

元エンジニア(61):「年金と貯蓄だけでは心もとない」

現在は塾を経営(70):「週に3回でも4回でも外に出る機会でもあれば」

元商社マンの男性は83歳です!

元商社勤務(83):「自分が年をとらないためにも人との接点を大事にしている」

■送迎業務の面接 筋肉自慢で猛烈アピール!

合同面接会には業種も多様な30社が参加。その場で面接を受けることができるのです。

介護施設の送迎業務を行う会社の面接を受けている69歳の男性。25年間の外食コンサルティング業の経験が生きました。

面接官:「ベッドまで迎えに上がったり、力仕事ではあります」
元外食コンサルタント(69):「ジムに通っていまして、力自慢ではあるので」
面接官:「ありがとうございます」

筋肉自慢で猛烈アピール!果たして結果は?

福祉移送サービス 採用担当者:「通過しました!ありがとうございます」

見事に面接を通過!積極性が評価ポイントになりました。

■元塾の経営者 “逆面接”状態に…企業側の反応は?

続いては、路上喫煙のパトロール隊を募集する警備会社の面接に来た83歳の男性。元塾の経営者です。

元塾の経営者(83):「仕事なくて暇で暇で、体は健康だし」

職場環境にはこだわりがあるそうです。面接では質問攻め、“逆面接”状態になっていました。

元塾の経営者:「12時から20時で終わり?」
担当者:「そうです」
元塾の経営者:「途中に休憩はありますか?」
担当者:「あります」
元塾の経営者:「週何日って書いてない」
担当者:「週5で基本水曜日と日曜日が休み」

企業側の反応は…?

警備会社「タイヨー」採用担当者:「非常に明るくて、健康そうだったので」

企業側も好印象!後日改めて結果を連絡するということでした。

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