住宅街でクマが出没、女性が襲われる!小学校の授業が中止に

クマに襲われた女性の写真

先日、福井県越前市上太田町の住宅街で、とんでもない事件が発生しました。散歩中の79歳の女性がクマに襲われ、顔にけがを負ったのです。

クマの襲撃現場は住宅街の近く

この事件は24日の午前7時頃に起こりました。女性は散歩中に後ろからクマに襲われ、顔をひっかかれたとみられます。現場はJR北陸線武生駅から西に約2キロの住宅街で、近くには実がついた柿の木が点在していました。地元の60歳代の男性は「ここに住んでいる約20年間、クマを見たことがなく、驚いた」と話しています。

市民に注意喚起、学校の授業も中止

この事件を受けて、越前市は市民にクマが好む柿などの収穫や、鈴やラジオの携帯などを持ち歩くよう呼びかけています。さらなる被害を防ぐための取り組みです。

また、女性が襲撃された現場付近にある大虫小学校では、被害を受けた児童の安全を確保するため、4~6年生の6時間目の授業を中止しました。授業終了後、全児童が一斉に下校し、教職員や保護者が付き添ったり連れて帰ったりしました。

3年生の長男を迎えに訪れた30歳代の女性は「まさか学校の近くで被害が出るとは……。心配で仕事を途中で切り上げた」と話しました。学校の白木直子教頭は「子どもたちには元気に声を出しながら帰るよう指導した。27日までは警戒を強めたい」と語りました。

この事件は住宅街でのクマの目撃情報がほとんどなく、市民を驚かせました。みんなで注意喚起をし、安全に過ごせるようにしましょう。

記事の元データ:日本ニュース24時間

ソースリンク: https://news.yahoo.co.jp/articles/a38831b315414903619c1fa440f6173fe2c3c852