辻元清美氏「増税メガネの上に減税メガネで国民の望みが見えていない」岸田首相の減税政策を批判

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立憲民主党の辻元清美参院議員は、岸田文雄首相の経済政策について痛烈な批判を行いました。「総理は、増税メガネの上に減税メガネをかけて、国民の望みが見えなくなっているのではないでしょうか」と指摘しました。

最近の日本経済新聞社とテレビ東京の世論調査では、81%の人々が減税政策に関する説明が不適切だと考えていることが明らかになりました。辻元氏にこの調査結果について尋ねられた首相は、「理由についてひとつだけでは言えませんが、そのような指摘は謙虚に受け止めたいと思います」と述べました。

この回答に対して辻元氏が「えー?ちょっと待って。理由が分からないんですか」と突っ込むと、首相は同様に「理由はさまざまでひとつではありません」と答えました。

辻元氏はさらに、「総理は増税メガネの上に減税メガネをかけて、国民の望みが見えなくなっているのではないか」と指摘しました。

一方、岸田首相は「いや、国民の皆さんの声は謙虚に受け止めます。現在、日本の経済はデフレからの脱却が非常に重要な局面にあることを説明しています。そのためにはどのような政策が必要かを丁寧に説明することが重要だと考えています。国民の皆さんの声を謙虚に聞きながら、デフレからの脱却に向けて大きなチャレンジをしています。どのような政策が未来につながるのか、しっかりと説明することが国民の理解に繋がると信じています」と主張しました。

この世論調査で指摘された具体的な説明の内容には触れられませんでした。

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