衣類通販大手ZOZOの創業者でスタートトゥデイ社長の前澤友作氏(47)が、21年に日本の民間人として初めて国際宇宙ステーション(ISS)に12日間滞在した体験を描いたドキュメンタリー映画「僕が宇宙に行った理由」が完成し、27日に東京・TOHOシネマズ日本橋で行われた完成披露上映会に登壇しました。
「僕が宇宙に行った理由」とは?
前澤氏は、米宇宙旅行会社「スペースアドベンチャーズ」とロスコスモス(ロシア連邦宇宙局)のサポートを受け、21年5月にISSに渡航し、日本人初の民間宇宙飛行士になるための検査や訓練を受けた後、同年12月にロシアの宇宙船ソユーズMS-20に乗り込み、宇宙に飛び立ちました。この映画は、前澤氏の12日間の滞在から帰還までの一連の出来事を描いたもので、宇宙にまつわる舞台裏を詳細に追っています。
「もう1回宇宙に行く予定」月周回プロジェクトの可能性も示唆
前澤氏は、映画完成披露の場で、「2度と映画を作る予定はないですけど、もう1回、宇宙に行く予定はあるんで」と明かしました。さらに、実業家イーロン・マスク氏率いる「スペースX」と契約し、民間人初の月周回プロジェクト「dearMoon」の予定もあることを示唆。このプロジェクトにおいても、宇宙旅行の際に映画を作る可能性があると述べました。
前澤氏の宇宙旅行の詳細
前澤氏は、モスクワ市郊外のガガーリン宇宙飛行士訓練センターで100日以上の訓練を受け、2021年12月8日にロシアの宇宙船ソユーズMS-20に乗り込み、地球から宇宙へ向かいました。約6時間後にISSとのドッキングに成功し、12日間の滞在後、同年12月20日に地球に帰還しました。この宇宙旅行は、元TBS記者の秋山豊寛氏以来、31年ぶりの日本人商業宇宙飛行となりました。
まとめ
「僕が宇宙に行った理由」は、前澤友作氏が宇宙に興味を持った少年時代から宇宙旅行に挑戦し、その過程を追った感動的なドキュメンタリー映画です。前澤氏は映画完成披露の場で今後の宇宙旅行計画について言及し、「もう1回宇宙に行く予定」を明かしました。これからも前澤氏の挑戦に注目です。
[ソースリンク](https://news.yahoo.co.jp/articles/efd49ece3bc3479de8e178cbefe09a7f376cf843)
[日本ニュース24時間](https://jp24h.com)