俳優の鈴木瑞穂さん、96歳で亡くなる 紀伊国屋演劇賞受賞の名優

鈴木瑞穂さん

 日本の俳優、鈴木瑞穂(すずき・みずほ)さんが心不全のため19日に亡くなりました。享年96歳です。葬儀は近親者のみで行われました。鈴木さんは、舞台「女相続人」などでの演技により、2006年に紀伊国屋演劇賞を受賞するなど、名だたる作品に出演し、個性あふれる演技で作品を支えました。

鈴木瑞穂さんの経歴と業績

鈴木瑞穂さん

 鈴木瑞穂さんは旧満州(現在の中国東北部)出身で、京都大学に在籍していましたが中退し、1952年に劇団民芸に入団しました。その後、1972年には劇団銅鑼(どら)の創立に関わり、約10年間にわたって代表を務めました。2006年には舞台「女相続人」などの演技が高く評価され、紀伊国屋演劇賞を受賞しました。

名優としての活躍

 鈴木瑞穂さんは映画「白い巨塔」「日本沈没」「人間の証明」「母べえ」などに出演し、味わい深い演技で作品に貢献しました。また、テレビドラマ「ザ・ガードマン」や大河ドラマにも出演していました。さらに、映画「ゴッドファーザー」ではマーロン・ブランドの吹き替えを担当するなど、洋画の声優としても活躍しました。

まとめ

 日本の俳優、鈴木瑞穂さんが96歳で亡くなりました。彼は多くの名作に出演し、演技の幅広さと個性的な演技で観客を魅了しました。鈴木さんの偉大な功績は紀伊国屋演劇賞をはじめ多数の賞でたたえられています。

記事の引用元:日本ニュース24時間