18歳女性遺棄容疑の男「交際相手の男から依頼された」…逮捕前に「何かわからないものを6月に車で運んだ」

山梨県小菅村で東京都江戸川区の会社員女性(当時18歳)の遺体が見つかった事件で、遺体を車で運んで捨てたとされる千葉県八千代市の会社員の男(30)(死体遺棄容疑で逮捕)が「(女性の)交際相手の男から依頼された」と供述していることが捜査関係者への取材でわかった。逮捕前、「何かわからないものを6月に車で運んだ」とも話しており、警視庁が経緯を調べている。

男が依頼されたと供述

捜査関係者によると、男の供述によれば、女性の交際相手の男から遺体を運ぶよう依頼されたという。具体的な依頼内容は明らかにされていないが、男は忠実に依頼に従ったようだ。

交際相手の男も逮捕されていた

交際相手の男も別件で逮捕されていたことが明らかになった。彼は車を借りて返却せずに放置しており、横領容疑で逮捕されたのだ。警視庁は、この車内での血痕や交際相手の男の自宅で見つかった血の付いた運動靴から、彼が事件に関与している可能性が高いと推察している。

女性は失踪し、生存を偽装か

女性は6月7日に自宅を出た後、行方不明になっていた。家族や友人は彼女を心配し、SNSでメッセージを送ったが、彼女からは「うん」「分かった」といった返信があり、警視庁は彼女が何者かによって生存を偽装されていた可能性を考えている。

この事件の経緯について、警視庁が詳細に調査を進めている中、遺体を車で運び捨てた男が供述している依頼の真相や、交際相手の男の関与度合いなど、まだ明らかになっていない点が残されている。事件の詳細については、今後の捜査結果を待ちたいところだ。

日本ニュース24時間